久米島町営バス
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久米島町営バス(くめじまちょうえいばす)は沖縄県島尻郡久米島町が運営し、久米島内を通る自治体バスである。
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[編集] 一周線
島東部のイーフビーチ近くにある営業所を起点に島を一周し(主に沖縄県道89号久米島空港真泊線・沖縄県道242号宇根仲泊線を通る)、再び営業所に戻る路線。左回り(島内を反時計回りに一周)と右回り(島内を時計回りに一周)の2通りがある。
- 運行経路
- 左回り・営業所→謝名堂→県道89号→宇根→県道242号→仲泊→兼城港前→公立久米島病院前→県道89号→町役場仲里庁舎前→営業所
- 右回り・営業所→謝名堂→町役場仲里庁舎前→県道89号→公立久米島病院前→兼城港前→仲泊→県道242号→宇根→営業所
(なお8:00発は真謝公民館前→宇根→謝名堂→町役場仲里庁舎前→県道89号・・・となり、実質7:30営業所発の島尻経由の路線となる)
- 所要時間・約45分
- 運賃・100円~250円(全区間一周すると450円)
- 左回り
- 1日5回(すべて営業所発7:40、8:50、12:40、15:40、17:00。ただし土・日・祝日は7:40発は運休となり4回となる)
- 右回り
- 1日4回(真謝公民館前発8:00。営業所発11:00、16:10、18:10)
[編集] 空港線
営業所を起点として、リゾートホテル(イーフビーチホテル・久米アイランド)を経由し、県道89号を通って久米島空港へ向かう路線。航空機のダイヤに合わせて運行しており、空港発は航空機到着後約20分後に出発、営業所発は航空機出発約1時間前(JTA便の場合、RAC便は約30分前)までには空港に到着するように設定されている。営業所発と空後発では経路が多少異なるため所要時間も異なる。
- 運行経路
- 営業所発・営業所→イーフビーチホテル→久米アイランド→グラウンド前→泊→謝名堂→町役場仲里庁舎前→県道89号→公立久米島病院前→久米島高校前→県道89号→久米島空港
- 空港発・久米島空港→県道89号→久米島高校前→公立久米島病院前→県道89号→町役場仲里庁舎前→イーフビーチホテル→久米アイランド→グラウンド前→宇根→真謝→謝名堂→営業所
- (いずれも東京羽田空港との直行便のダイヤに合わせて運行するときは公立久米島病院前は経由しない)
- 所要時間・営業所発約30分、空港発約40分
- 運賃・初乗り100円、空港~イーフビーチホテル270円、空港~久米アイランド280円、空港~営業所370円
- 航空機のダイヤに合わせて1日数本運行される(RAC便の場合は便によって運行されない場合あり)
[編集] 島尻線
営業所を起点として島南部の島尻へ向かう路線。所要時間は片道約15分(往復約30分)。平日のみ1日3本(7:30、14:00、16:30)の運行。
- 運行経路・営業所~町役場仲里庁舎前~比嘉~真我里~銭田~島尻
(但し7:30発は営業所から島尻へ直行した後、折り返しで営業所へ戻らず真謝公民館前へ向かう。実質そのまま島尻線経由の一周線右回りとなる) - 運賃・100円~140円(営業所まで往復すると280円)
[編集] 備考
- 合併前は仲里村・具志川村両村の事務組合によるバスだったが、2002年4月の合併とともに町営バスとなった。80条バス(道路運送法80条のことをさす)に基づいて自家用バス(白ナンバー)として運行している。
- 久米島には久米島交通というバス会社があり、もともとは同社が島内の路線バスを運行していたが、1996年に路線バス部門を上記事務組合に移管して貸切・観光部門のみを扱うようになった。なお、同社のバスは営業用の緑ナンバーである。