世界女族物語
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世界女族物語(せかいじょぞくものがたり、原題:La Donna Nel Mondo 英題:Woman of the world)は1962年のイタリア映画。
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[編集] 概要
『世界残酷物語』のグァルティエロ・ヤコペッティが女性に焦点を当てたモンド映画だが、基本的に残酷物語とコンセプト的には変わっていない。 世界の因習・奇習・珍習をココでも見世物根性的に描いてるが、現在の日本では視点が女性に対し差別的であるとされ、地上波はもとよりBSでも放送されないのが現状である。
[編集] 内容
世界各地を廻り、白人、黒人、黄色人(モンゴロイド)のありとあらゆる女性たちを映す。糞(ふん)で出来たクリームを塗りたくるアルジェリアのベドウィン族の女達、貞操帯を強いられる女達、不貞で殺された女達のお墓、妊娠した女は不浄扱いされ9ヶ月間豚小屋で生活し、出産するニューギニアのキンブ族、ヨーロッパの泣き女、美人コンテスト、女兵士・・・等。
[編集] スタッフ
- 監督・脚本:グァルティエロ・ヤコペッティ
- 撮影:アントニオ・クリマティ、ベニート・フラッタリ
- 音楽:リズ・オルトラーニ、ニーノ・オリヴィエロ