三宅町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
三宅町(みやけちょう)は奈良県磯城郡の町。面積4.07平方キロ。人口7,859人(2005年4月現在) 県内で最も狭い市町村である。
目次 |
[編集] 人口
- 2007年10月1日現在 : 7,640人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -3.0%
[編集] 歴史
古代の大和国城下郡三宅郷の地であり、倭(やまと)屯倉に比定される。旧三宅村を中心とする微高地上に倭国造家の墳墓と見られる三宅古墳群が所在する。三宅町石見、但馬など町周辺には旧国名地名が多い。
[編集] 大字
- 伴堂(ともんど、ともんどう)
中心部にあり、町役場、文化ホール、三宅小学校、三宅幼児園、中央公民館、浄水場、同和対策総合センター、奈良県農協三宅支店、三宅郵便局、あざさ苑、県民グラウンドなどの施設が集中している。歴史的遺跡では瓢箪山古墳、伴堂出屋敷の迷路、太子道、伴堂杵築神社がある。
- 屏風(びょうぶ)
北東部にあり、聖徳太子の腰掛石で有名な白山神社、その向かいの屏風杵築神社などがある。真言律宗の忍性の出身の地で、これに由来した全国折り鶴選手権大会も行われている。式下中学校の運動場部分も屏風に属する。東屏風と呼ばれる太子道から屏風池の間にある住宅地(屏風団地)も住所は屏風であるが、この住宅地内にある体育館は東屏風体育館である。また、屏風団地の最北の道路が川西町との境界になり、この道沿いの北側の住所は川西町結崎となる。ただし、水道や下水道は三宅町の設備を利用している。
- 三河(みかわ)
屏風団地の南側、伴堂の東側に位置する。町内で最も人口の少ない大字である。明治期に屏風地区より分離し、一つの大字となった。
- 石見(いわみ)
町内の東部および南東部の広い部分で近鉄橿原線石見駅周辺と、石見池周辺の新石見住宅地がある。新石見住宅地は磯城消防署に近い。この付近は、唐古・鍵遺跡の北部に含まれると考えられている。施設としては、県立高等技術専門校や奈良県技能検定場がある。
- 但馬(たじま)
西部の広い地域が但馬と呼ばれる。近鉄田原本線の但馬駅周辺が住所の上では但馬となるが、それよりも飛鳥川・曽我川に近い地域は上但馬とよばれ、住所も上但馬となる。 古くから飛鳥川や曽我川の氾濫が多く、治水対策がたびたび行われてきた歴史がある。
- 小柳(おやなぎ)
曽我川よりも北西部分の地域。著名な施設では大和菌学研究所がある。広陵町の奈良県第二浄化センターに近い。また、北部は川西町唐院に近い。
[編集] 教育
[編集] 学校
- 三宅町立三宅小学校
町内がすべて校区である。
- 川西町三宅町式下中学校組合立式下中学校
川西町および三宅町の全域が校区。所在地は川西町結崎と三宅町屏風の境界部分の太子道沿いにある。校舎部分は川西町に、運動場やプール、体育館のアリーナ以南の部分は三宅町である。
[編集] 学校教育以外の施設
[編集] 県の施設
- 奈良県技能検定場
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 三宅IC(予定)
[編集] 外部リンク
|
|
---|---|
市部 | 奈良市 | 大和高田市 | 大和郡山市 | 天理市 | 橿原市 | 桜井市 | 五條市 | 御所市 | 生駒市 | 香芝市 | 葛城市 | 宇陀市 |
山辺郡 | 山添村 |
生駒郡 | 平群町 | 三郷町 | 斑鳩町 | 安堵町 |
磯城郡 | 川西町 | 三宅町 | 田原本町 |
宇陀郡 | 曽爾村 | 御杖村 |
高市郡 | 高取町 | 明日香村 |
北葛城郡 | 上牧町 | 王寺町 | 広陵町 | 河合町 |
吉野郡 | 吉野町 | 大淀町 | 下市町 | 黒滝村 | 天川村 | 野迫川村 | 十津川村 | 下北山村 | 上北山村 | 川上村 | 東吉野村 |