リチャード・ハミルトン
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リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton, 1978年2月14日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルバニア州コーストビル出身のバスケットボール選手。北米プロバスケットボールリーグNBAのデトロイト・ピストンズ所属。身長201cm、体重88kg。ポジションはガードからスモール・フォワードをこなす。愛称は名前の頭文字と切り裂くの意味の「Rip」。ポップアート画家のリチャード・ハミルトンとは同姓同名。
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[編集] 経歴
コネティカット大学に進学し、大学時代には1999年にNCAAトーナメントでチームの主力選手として優勝し最優秀選手となる。
[編集] ワシントン・ウィザーズ
大学3年終了後、1999年のNBAドラフトに1巡目7位でワシントン・ウィザーズから指名を受け入団した。 ウィザーズでは3度目の現役復帰を果たしていたマイケル・ジョーダンとコンビを組みプレイしていた。ウィザーズに3シーズン所属した後、2002年に複数選手とのトレードでデトロイト・ピストンズへ移籍する。
[編集] デトロイト・ピストンズ
2003-04シーズン以降、ハミルトンはピストンズの主力メンバーとして定着し、現在まで東カンファレンスの強豪であるピストンズの得点源として活躍している。チームバスケットを標榜するラリー・ブラウン監督の下、2003-04シーズンにはNBAファイナル優勝を飾った。2005-06シーズンには、オールスターの控え選手に初選出された。その年、ピストンズのチーム史上最高の64勝18敗となる快進撃を支える要となった。2007年、2008年にも3年連続でオールスターに選出され、NBAを代表するシューティングガードの1人となった。
2007年1月9日、フィラデルフィア・76ers戦で通算10000得点を達成した。
[編集] プレイスタイル
味方のスクリーンを非常にうまく使いノーマークでボールをもらい、ジャンプジャンプシュートを高確率で決めるシューティングガード。ミドルからロングまでシュートレンジが広く、FG成功率は4割後半とガードとしては非常に高い水準にある。非常に細身の体型であるためパワープレーには向いていないが、ボディバランスに優れ、スタミナも抜群で試合終了まで走りつづけられる体力の持ち主である(中学時代から1時間のランニングを日課にしている)。また粘り強いディフェンスも持ち味である。
[編集] フェイスガード
ハミルトンは試合中フェイスガードをつけるのがシンボルとなっている。2003-04シーズン後半から、鼻の骨折を防ぐために透明なプラスティック製のフェイスガードを装着して試合に臨んでいる。ハミルトンは何度か鼻の骨折を経験している。また鼻の骨折が治ったのでフェイスガードを一度は外したが、調子が落ちてしまったのでげんを担ぐ意味からもフェイスガードをつけてプレーを続けている。