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マツダ・エチュード (Mazda Etude) はかつてマツダが国内専用車種として製造していたハッチバッククーペ型乗用車である。ちなみに南アフリカ共和国ではファミリアがエチュードの名称で販売されている。
[編集] 歴史
- 1987年1月
- ファミリアベースのスペシャリティ・クーペとして登場。ボディは3ドアHB(ファミリア3ドアHBより全長が若干長く、全高が低い)、エンジンは発売当初は1.6リッターDOHC16バルブ・110馬力(B6型)のみ。
- 1988年3月
- 1.5リッターSOHC(B5型・1498cc・76PS)のSaを追加。
- 1989年3月
- 母体となったファミリアがフルモデルチェンジされたが、エチュードはそのまま継続生産。
- 1990年12月
- 生産中止。ファミリア譲りの走行性能を持ってはいたものの、元となったファミリアの影に隠れ、脚光を浴びる事なく消滅。オートザム・クレフやファミリアネオほどではないにせよ、マツダ車の歴史に残る不人気車としてマニアの間では有名である。ちなみに事実上の後継車は、ユーノス・プレッソとオートザム・AZ-3となる。
総生産台数は約1万台。
[編集] CM
- CMソングにクリス・レア(en:Chris Rea)の「On the Beach」を使用していた。キャッチフレーズは”アーバンチューンド”であった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク