マダイイリドウイルス病
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マダイイリドウイルス病(iridovirus disease of red sea bream)とはイリドウイルス科に属するウイルスが原因と考えられるマダイ、カンパチ、シマアジ、イシダイなどの感染症。体色黒化、体表、鰭、鰓の出血、貧血などの症状を示し、脾臓、心臓、腎臓、肝臓に異形肥大細胞が出現する。日本では本病に対する不活化ワクチンが市販されており、マダイ、ブリの腹腔内あるいは筋肉内に1回注射することにより予防が為される。
[編集] 他のイリドウイルスが原因と考えられる魚類の感染症
[編集] 参考文献
- 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775