プレシオサウルス
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?プレシオサウルス | ||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||
Plesiosaurus |
プレシオサウルス(plesiosaurus)は三畳紀後期~ジュラ紀前期に棲息していた首長竜の一種である。体長は2~5m。爬虫類双弓類プレシオサウルス上科プレシオサウルス科に属する。
体は扁平で尾が短い。大きな四肢をオールのように使って泳いだ。その容姿から「蛇首が付いた亀」と表現されることがある(もちろん甲羅は無いが)。頸椎の数は32個で、後に現れるエラスモサウルスに比べると首は短い。
プレシオサウルスは首長竜では最初期の種である。一時は首長竜が全てプレシオサウルス属に分類されたこともあったが、現在はプレシオサウルス・ドリコデイルス一種のみがプレシオサウルス属に分類されている。
発見当初は水棲の生き物である事から「魚類と爬虫類の中間的生物、その中でも爬虫類により近い」と推測され、其処からplesiosaurus=「爬虫類に近似した」を意味する学名がつけられた。
近年において有名な都市伝説及びUMAの一つであるネッシーは、イギリスのネス湖に閉じ込められたプレシオサウルスが、世代を経て進化していったものではないかと仮定されている。
恐竜・怪鳥の伝説に「恐竜」として登場。