フェアリーキング
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フェアリーキング(Fairy King)はアイルランドの種牡馬。現役時代は1勝も出来なかったが、大種牡馬サドラーズウェルズの全弟ということで種牡馬入り。兄ほどではないものの種牡馬として大成功し、エリシオ、ファルブラヴ、セカンドエンパイア、オースなど数多くの名馬を輩出した。また、産駒の特徴として、兄の大半の産駒が苦手とする短距離レースにも対応できるスピードを持つ馬が多い。ただし逆に距離が伸びると一歩譲る点もあった。1999年死亡。
日本ではシンコウキングが高松宮杯を勝ったほか、前述のファルブラヴがジャパンCを制している。
なお、2000年の安田記念を勝ったフェアリーキングプローンはフェアリーキング産駒ではなく、デインヒルの産駒であり、血統内にフェアリーキングの名前はない。
[編集] 血統表
フェアリーキングの血統 (ノーザンダンサー系/Hyperion4×5=9.34%) | |||
父
Northern Dancer 1961 鹿毛 |
Nearctic 1954 黒鹿毛 |
Nearco | Pharos |
Nogara | |||
Lady Angela | Hyperion | ||
Sister Sarah | |||
Natalma 1957 鹿毛 |
Native Dancer | Polynesian | |
Geisha | |||
Almahmoud | Mahmoud | ||
Arbirator | |||
母
Fairy Bridge 1975 鹿毛 |
Bold Reason 1968 鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Lalun | Djeddah | ||
Be Faithful | |||
Special 1969 鹿毛 |
Forli | Aristophanes | |
Trevisa | |||
Thong | Nantallah | ||
Rough Shod F-No.5-H |