ピッコロシアター
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ピッコロシアターは、1978年に兵庫県が尼崎市に設置した県立劇場。正式名称を兵庫県立尼崎青少年創造劇場という。
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[編集] 特徴
客席の2倍の広さをもつ舞台など、「観る」ことより「演じる」ことに重点をおいたユニークな劇場機構を備えている。
施設としては396名を収容する劇場形式の大ホール、バレエやダンスなどの練習、小規模の演劇公演などが出来る200名収容の中ホール、室内楽コンサートや吹奏楽などの練習が出来る100名収容の小ホール、練習室3室、展示室、資料室からなる。
自主事業が大変ユニークで公立の文化施設として珍しい1年かかって勉強する「ピッコロ演劇学校」や「ピッコロ舞台技術学校」などがある。
いずれもプロ養成ではなく、地域文化のリーダーやアマチュア劇団の支援スタッフを育てているが、ここからプロになる人もいる。
また、1994年に全国初の県立劇団「兵庫県立ピッコロ劇団」を結成。
ピッコロシアターが長年培ってきた人材育成事業の集大成として旗揚げ、現代演劇を代表する劇作家による創作劇を中心にした公演活動のほか、高校や地域での演劇指導、また、2度にわたる阪神・淡路大震災における避難所での被災地激励活動など、“芸術県ひょうご”の実現をめざして活動を展開している。
劇団代表は結成当初は劇作家・演出家の秋浜悟史がつとめていたが、2003年に劇作家の別役実に交代した。 所属俳優は当初20名で発足したが、現在は35名が所属、年俸制による専属契約を結んでいる。
1997年度には、第52回文化庁芸術祭賞〈演劇部門〉芸術祭優秀賞、第32回紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。
[編集] 所在地
兵庫県尼崎市南塚口町3-17-8
[編集] アクセス
- JR宝塚線塚口駅から徒歩約5分
- 阪急神戸線塚口駅から徒歩約8分
- 阪急バス「塚口」停留所からすぐ(阪神尼崎および川西バスターミナルから)
- 尼崎市営バス「ピッコロシアター」停留所からすぐ(JR尼崎、阪急園田、阪神杭瀬から)
- 兵庫県道13号尼崎池田線(産業道路)沿い