ハエモドルム科
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?ハエモドルム科 (クロンキスト体系) |
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Anigozanthos flavidus |
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Haemodoraceae R.Br (1810) |
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英名 | ||||||||||||||||||
Bloodwort family | ||||||||||||||||||
属 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
ハエモドルム科 (Haemodoraceae) は、単子葉植物の科である。
南アフリカ、オーストラリアの旧熱帯と、アメリカ合衆国南西部から熱帯アメリカの新熱帯に、16属80種ほどが分布している。大きな球根や地下茎を持った多年草で、葉は混生で、線形または剱状である。美しい花を咲かせる種がかなりあり、観賞用に作られているが、寒さに弱く、日本ではあまり普及していない。科名は「血の贈り物」の意味で、オーストラリアの人たちが真っ赤な地下茎を食用にしていることから。
[編集] 分類
かつてはユリ科に近いものとされていたが、APG植物分類体系ではツユクサ目となっている。
[編集] 属
- Anigozanthos カンガルー・ポー
- Barberetta
- Blancoa
- Conostylis
- Dilatris
- Haemodorum
- Lachnanthes
- Macropidia
- Phlebocarya
- Pyrrhorhiza
- Schiekia
- Tribonanthes
- Xiphidium
- Wachendorfia