ドラえもんの道具 (ら)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラえもん > ドラえもんの道具一覧 > ドラえもんの道具 (ら)
ドラえもんの道具 (ら) では、藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「ら」で始まるものを列挙する。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] ライオンセット
※ 動物セットを参照。
[編集] 落書き追いかけガス
落書き追いかけガス(らくがきおいかけガス)は、「幼稚園」1973年10月号掲載作品(無題)に登場する。
壁などに描かれた落書きにこのガスを吹きつけると、壁から落書きが飛び出し、落書きをした者をこらしめるためにその者を追いかけてゆく。
てんとう虫コミックスでは、6巻収録『ドラえもん百科すばらしい道具のいろいろ』で紹介されている。
[編集] らくがき銃
らくがき銃( - じゅう)は、『らくがきじゅう』(てんとう虫コミックス15巻収録)に登場する。
B4版ぐらいの大きさのモニターとSF映画に出てくる光線銃のような形をした銃のセット。二つの道具をコードで繋ぎ、対象物に銃口を向けるとモニターに対象物が映し出される。後はそのモニターに落書きをすると対象物にモニターに書き込んだのと同じ落書きが現れる。
[編集] らくがきを消すガス
※落書き追いかけガスを参照。
[編集] らくらくシャベル
※らくらく道具を参照。
[編集] らくらく道具
らくらく道具( - どうぐ)は、映画作品『のび太の日本誕生』に登場する。
どんな硬い岩や地面でも、豆腐のように簡単に砕くことのできる道具。「らくらくシャベル」の他、つるはし、斧、のこぎりなど様々な種類がある。
なお映画の劇中では「らくらくシャベル」しか登場しない。
[編集] らくらくとざんぼう
らくらくとざんぼうは、『らくらくとざんぼう』(「小学三年生」1986年8月号掲載)に登場する。
この帽子をかぶって頭上の羽飾りを後ろに倒すと、重力の方向が真下ではなく斜め前方に変化し、下り坂を降りるように楽に道を歩くことができる。重力方向の変化の度合いは、羽飾りの角度で調節できる。逆に羽飾りを前方へ倒すと重力方向も斜め後方に変化し、登り坂を登るように歩くのに難儀する羽目になる。重力変化を感じられるのは、帽子をかぶっている者のみ。
[編集] ラジコン雨雲
ラジコン雨雲(- あまぐも)は、映画作品『のび太の日本誕生』に登場する。
1mほどの小さな雨雲で、ラジコンで操作し、畑に雨を降らせる。雨水には肥料も含まれており、水分と栄養分を効率よく作物に与えることができる。
[編集] ラジコンアンテナ
ラジコンアンテナは、『ラジコンアンテナ』(「小学二年生」1986年2月号に掲載)などに登場する。
このアンテナをつけると何でもラジコンになり、操縦機で操ることができる。取り付けられる物は動く物(乗り物、もしくは乗り物の玩具など)に限られる。
映画『のび太の太陽王伝説』でも登場するが、設定がやや異なり、彫像の手の破片に取り付けて操縦していた。
[編集] ラジコン宇宙人
ラジコン宇宙人( - うちゅうじん)は、『ニセ宇宙人』(てんとう虫コミックス10巻収録)に登場する。
8本足の蛸のような姿をしたラジコンの宇宙人。コントローラーで操縦する事ができ、コントローラ付属のマイクに向かってしゃべる事で宇宙人にしゃべらせる事もできる。
[編集] ラジコン魚取り船
ラジコン魚とり船(ラジコンさかなとりせん)は、「幼稚園」1970年4月号掲載作品(無題)に登場する。
ラジコンで操縦する、玩具のように小さな漁船。魚を捕獲するための大砲が装備されている。
てんとう虫コミックスでは、11巻収録『ドラえもん大事典』に登場。レーダーで魚を探知して追跡し、網で魚を捕らえる設定となっている。なお初出時は「魚」の読みが「うお」だった。
[編集] ラジコンシミュレーター
ラジコンシミュレーターは、『ラジコンシミュレーターでぶっとばせ』(てんとう虫コミックス22巻収録)に登場する。
自動車運転のシミュレーター。小型のラジコン自動車をシミュレーターで操縦し、自動車に装備されているカメラが捉えた映像が、シミュレーターのスクリーンに投影される。火に飛び込んだときも平気だが、ラジコンが事故に遭うと、その衝撃がシミュレーター自体にも伝わる危険な機能も搭載されている。
[編集] ラジコンずもう
ラジコンずもうは、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。
ラジコンで小さな力士を操り、相撲をとらせるゲーム。
初出時の「小学四年生」1976年3月号掲載『未来の遊び百科』では、名称は「リモコンずもう」だった。
[編集] ラジコン潜水艦セット
ラジコン潜水艦セット(- せんすいかん -)は、『アワビとり潜水艦出航』(てんとう虫コミックス26巻収録)に登場する。
その名の通り、玩具のように小さな潜水艦をラジコンで操縦できる道具のセット。部屋の天井などに潜望鏡を取り付け、潜水艦を川や海などに放ち、室内に置いた操縦機で潜水艦を操縦する。潜水艦の捉えた映像は、潜望鏡で見ることができる。地図を操縦機にセットすれば、自動操縦で目的地へ送り込むことも可能。潜水艦自体は吸盤付きマニピュレーターで貝などを捕獲でき、「タコスミ魚らい」なる武器や、人魚姫などの立体映像を水中に投影するスライドも装備されている。
[編集] ラジコン太陽
ラジコン太陽(- たいよう)は、映画作品『のび太の日本誕生』に登場する。
ラジコンで操作する小さな太陽で、畑に強い日光を注ぐことで、作物を早く育てる。
[編集] ラジコンテレビ
ラジコンテレビは、『ラジコンテレビ』(カラー作品集4巻収録)に登場する。
手のひらほどの大きさの小さなテレビカメラ。これを動力付きの玩具に取り付けることで、専用のテレビ付きコントローラーでラジコンで操縦できるようになる。ラジコンテレビが捉えた映像は、コントローラーのテレビ画面に映し出される。
[編集] ラジコン粘土
ラジコン粘土(ラジコンねんど)は、『ラジコンねん土』(「小学一年生」1978年10月号掲載)、『超大作特撮映画「宇宙大魔神」』(てんとう虫コミックス20巻収録)、映画『のび太の恐竜』に登場する。
ラジコンの形状を自由に粘土で作り、専用のコントローラーで操縦する事ができる。車でも飛行機でも作れるが耐久性は粘土と同様である。
[編集] ラジコンのもと
ラジコンのもとは、『ラジコンのもと』(カラー作品集3巻に収録)、『ラジコンでやっつけろ』(カラー作品集6巻に収録)に登場。
物を何でもラジコンにして操縦機で操ることができることができる道具。以下の2種類がある。
- 『ラジコンのもと』
- アンテナ状の「ラジコンのもと」を物に付けることで、ラジコンになる。「ラジコンアンテナ」と同様だが、こちらは動く物に限らず、家電製品、文房具、ただの雑巾など何でも操縦することができる。
- 『ラジコンでやっつけろ』
- 回る装置、羽ばたく装置、歩く装置の3種類の「ラジコンのもと」があり、これを物に組み込むことでその通りに動くようになる。たとえば羽ばたく装置を折鶴に組み込めば、空を飛ばすことができる。
[編集] ラジコンロボ
ラジコンロボは、『タイムマシンがなくなった!!』(てんとう虫コミックス22巻収録)に登場する。
流されたタイムマシンを回収するためタイムベルトで弥生時代に行き着いたドラえもんとのび太が、ヤマタノオロチと対決する際に投げつけている。1コマだけの登場で詳細は不明。
[編集] ラッキーガン
ラッキーガンは、『ラッキーガン』(てんとう虫コミックス4巻収録)に登場する。
4連発のコンバットマグナムと弾丸のセットで、弾丸のうち赤い弾丸3発は当たると幸運が舞い込むが、最後の黒い弾丸1発は当たるととてつもない悪運を呼び込んでしまう。 使い方はこの銃に弾丸を込め、ロシアンルーレットを行うというもので、最初に黒い弾丸を含めた4発一揃いを装填しておかないと効果はない。命中による効果は幸運、不幸ともに24時間継続する。
命中した際は、赤い弾丸は「ピンポ~ン♪」と軽やかなメロディが流れるが、黒い弾丸は「ドジャン」と怪光線のような衝撃がある。のび太は黒い弾丸が他人に当たってから使おうとしたが、結局その目論見は外れて黒い弾丸が残った所を子供にいたずらで撃たれてしまい、悲惨な目に遭いまくっている。