ドラえもんの道具 (たか-たん)
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ドラえもんのひみつ道具 | ||
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原作登場分(その一覧) | ||
ああ〜あと | あな〜あん | いあ〜いと |
いな〜いん | うあ〜うと | うな〜うん |
え | おあ〜おこ | おさ〜おの |
おは〜おん | かあ〜かそ | かた〜かほ |
かま〜かん | きあ〜きも | きや〜きん |
くあ〜くと | くな〜くん | け |
こ | さ | しあ〜しの |
しは〜しん | す | せ |
そ | たあ〜たお | たか〜たん |
ち | つ | て |
とあ〜とこ | とさ〜とん | な |
に | ぬ〜ね | の |
はあ〜はと | はな〜はん | ひ |
ふ | へ | ほ |
ま | み | む |
め | も | や |
ゆ | よ | ら |
り | る〜れ | ろ |
わ | ||
TV(第2作1期)登場分(その一覧) | ||
各道具の詳細(スタブ) | ||
ドラえもんズ登場分(その一覧) | ||
あ〜そ | た〜わ | |
その他の作品登場分(その一覧) | ||
大長編 | 映画 |
ドラえもんの道具 (たか-たん) では、藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「たか」で始まるものから「たん」で始まるものまでを列挙する。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 宝さがし機
宝さがし機(たからさがしき)は、「珍加羅峠の宝物」(てんとう虫コミックス15巻に収録)、「宝さがし」(藤子不二雄ランド2巻に収録)に登場する。
宝物(1000円を超える価値の物体)を探す道具で、半径100メートル以内に宝があると反応する。反応の大きさは宝の価値によって異なり、宝の対象はたとえ地面に埋まっていたとしても反応する。 針のアナログメーターと、宝を検知するためにあると思われるアンテナから構成されている。
類似品に「たからさがしカウンター」がある。
[編集] たからさがしカウンター
たからさがしカウンターは、「たからさがしカウンター」(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」6巻に収録)に登場する。
宝物を探す道具。形状や使用法が「宝さがし機」に酷似していることから、それとほぼ同一の道具であると思われる。
[編集] 宝さがしごっこセット
宝さがしごっこセット(たからさがしごっこセット)は、「宝さがしごっこセット」(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場する。
宝探しごっこ遊びを楽しむための道具。宝箱を思わせる箱に、プラスチック製の模造品の宝が詰まっている。箱にロケット仕掛けで、どこか人里離れた遠くの場所へと飛んでいき、ひとりでに地中に埋まる。やがて、箱に付属している小型ロケットは手元に戻ってくる。宝箱の隠し場所を記した紙がその中に入っており、それを元に宝箱を探しに行くという手順。隠し場所のありかは暗号て記され、たとえありふれた隠し場所でも、本当の宝探しを思わせる文章となっている(例:「ドクロが見つめる先」→ここでのドクロとは小学校にある人体模型をさし、その視線の先だということ)。
[編集] 宝さがし地図
宝さがし地図(たからさがしちず)は、「南海の大冒険」(てんとう虫コミックス45巻に収録)、『ドラえもん のび太の南海大冒険』に登場する。
360枚組の世界地図。地図には周囲の海の水深や陸上の等高線などが書かれている。付属の針で地図を刺しながら宝を探す。宝のある場所に針が刺さるとブザーが鳴る。宝のある場所から1ミリメートルずれてもブザーは鳴らない。宝がある場所はリアルタイムで更新され、すでに掘り起こされた宝の場所ではブザーは鳴らない。ただし、掘り起こされてから更新まで少し時間がかかる場合もある。
[編集] 宝さがしペーパー
宝さがしペーパー(たからさがしペーパー)は、「宝さがしペーパー」(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」4巻に収録)に登場する。
巻き紙状の道具。この紙の一部を切り取り、人や物がどこにあるか尋ねながら熱をあてると、その探し物がある場所を示す、なぞなぞ形式の文があぶり出される。
[編集] たからの地図さがしき
たからの地図さがしき(たからのちずさがしき)は、「たからさがしカウンター」(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」6巻に収録)に登場する。
宝の地図を探す機械。具体的な使用方法は不明。これを使い地図を探すことはできるものの、宝物を入手するためには、その地図をもとに宝を探し出さねばならない。
アニメ「宝さがしに行こう」(「たからさがしカウンター」のアニメ化作品。1992年1月10日放送、ビデオソフト未収録)では「宝の地図探知機(たからのちずたんちき)」と呼ばれている。
[編集] 宝星探査ロケット
宝星探査ロケット(たからぼしたんさロケット)は、「宝星」(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。
宝島ならぬ「宝星」を見つけ出すロケット。地球上の秘境や孤島で宝探しをするように、宇宙を飛び続けながら財宝のある惑星を探し出す。目測30センチメートルほどの大きさ。地面に置き、マッチなどで点火して打ち上げる。財宝が発見されると、使用者の手元にある報知機のブザーが鳴る。
広大な宇宙で宝星が見つかる確率は宝くじ以下。宝探しに夢中になってロケットを何千本も浪費し、無一文になった人もいるという。またロケット自体が非常に高価で、ドラえもんも3本しか持っていない。
また、宝が見つかっても、それはその星の住民にとっての宝であり(たとえば石器時代の宇宙人の石製の貨幣など)、地球に持ち帰っても何の意味も成さないケースもある。
[編集] たきかべかけ
※ 大自然セットを参照。
[編集] たくはいキャップ
たくはいキャップは、「たくはいキャップ」(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。
ネコの耳をあしらった黒い帽子。これをかぶった人は「宅配便の配達員」になり、本来どこかへ届けられるはずの荷物に触れると、さまざまな偶然が積み重なることで、いつの間にかその荷物を本来の配達先へ届けてしまう。
帽子の外観は「クロネコヤマト」こと、宅配便大手のヤマト運輸をもじっていると思われる。
[編集] タケコプター
※タケコプターを参照。
[編集] たこ上がり
※あげられたこを参照。
[編集] タコ印口べに
タコ印口べに(タコじるしくちべに)は、「ゾウ印口べに」(藤子不二雄ランド12巻に収録)に登場する。
ゾウ印口べにの類似品。これを唇に塗ると、口がタコのように伸びて墨を吐き出す。
[編集] たこのり
たこのりは、「長い長いお正月」(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場する。
糸を引いて空に上げるのではなく、人が乗ることのできる凧。水平状態で上に人が座り、レバーで操縦して自在に空を飛ぶことができる。
[編集] 出しっぱなし国旗
出しっぱなし国旗(だしっぱなしこっき)は、「ドラえもん大事典」(てんとう虫コミックス11巻に収録)で紹介されている。
未使用時は無地の旗。大晦日の夜に飾っておくと、明け方には初日の出のように日の丸が昇り、正月には日本の国旗となる。
[編集] タスケテ帽
タスケテ帽(タスケテぼう)は、「魔女っ子しずちゃん」(てんとう虫コミックス26巻に収録)に登場する。
童話の魔法使いがかぶっているような三角錐状の帽子。これをかぶっていると、助けを求めている人を探知し、帽子の先端がその人の方を向いて知らせてくれる。
[編集] タスケロン
タスケロンは、「ぼくをタスケロン」(てんとう虫コミックス20巻に収録)に登場する。
瓶入りの錠剤。これを飲むと、困っている人を見ると助けずにはいられなくなる。のび太曰く、味はすっぱい。
[編集] たずね人ステッキ
たずね人ステッキ(たずねびとステッキ)は、『ドラえもん のび太と鉄人兵団』『ドラえもん のび太の日本誕生』『ドラえもん のび太の創世日記』などに登場する。
人や物を探しているとき、このステッキを地面に突き立てて手を放すと、目当ての人や物の方向に倒れる。ただし的中率は70%。
『のび太と鉄人兵団』では「探し物ステッキ(さがしものステッキ)」と呼ばれていた。
[編集] ただ見セット
ただ見セット(ただみセット)は、「のび太の部屋でロードショー」(てんとう虫コミックス18巻に収録)に登場する。
スクリーン、受信機、送信機(カメラ)からなる道具。送信機が映している映像を受信機が受信し、スクリーンに投影する。受信機を操作することで角度やズームなどを行える。いわば高性能の遠隔操作可能なカメラ。
[編集] たたりチンキ
たたりチンキは、「恐怖のたたりチンキ」(てんとう虫コミックス40巻に収録)に登場する。
このチンキを人や動物や物にかけると、その動物や物がオバケとなり、それらが恨みを持った人物の元へと現れて脅かす。基本的にオバケとなって現れるのは夜だが、場合によっては昼にも出現させることができる。
[編集] 立ち木スタンド
※ 大自然セットを参照。
[編集] タチバガン
タチバガンは、「人の身になるタチバガン」(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。
両人に撃つことで、人と人との立場を入れ替えることのできる銃。これで人を撃つと、現在いる場所、やっていること、しゃべっていることなどがそっくり入れ替わる。たとえばのび太がドブに落ちた際、道を歩いているジャイアンを撃つと、ドブに落ちたはずののび太はそ知らぬ顔で道を歩いており、代りにジャイアンがドブでずぶ濡れになっている。
これとよく似た機能を持つ道具に「タッチ手ぶくろ」があるが、タッチ手ぶくろは相手に直接触れなければならないのに対し、タチバガンは離れたところにいる相手と入れ替ることができる。
[編集] 断ち物願かけ神社
断ち物願かけ神社(たちものがんかけじんじゃ)は、「断ち物願かけ神社」(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場する。
神社を模した巣箱ほどの大きさの道具。好きな物をおふだに書いて中にいれ、手をパンパンと叩いて願い事をすると、その願いをかなえることができる。その代り、最低1年はおふだに書いた物を断つはめになる(たとえばジュースを断つと、自販機で缶ジュースを買っても、それをうっかりドブに落としてしまったりする)。当然ながら、嫌いな物を断ち物にした場合や、他人に物を断たせた場合は効果がない(ただし、他人が好きな物を断つはめになる効果自体はある)。
[編集] 立ちユメぼう
立ちユメぼう(たちユメぼう)は、「立ちユメぼう」(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場する。
帽子型の道具。これを頭にかぶると、たちまち眠りに落ちる。そして夢遊病者のようにあちこちを歩き回りつつ、実際の出来事を夢として見ることができる。見たい夢の種類は、あらかじめダイヤルで指定する。
たとえば冒険物の夢を指定して使用すると、日常の何気ない光景が夢の中で大魔境に見え、道を走ってくる自動車は草原を突進してくる恐竜に、あちこちで出会う友人たちが怪物に……といった具合になる。
[編集] だっしゅうざい
だっしゅうざいは、「白ゆりのような女の子」(てんとう虫コミックス3巻に収録)に登場する。
脱臭剤。白い粉末で、瓶に入っている。臭いの出る物体にかけて使用する。
[編集] タッチカメラ
タッチカメラは、「おいかけテレビ」(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)に登場する。
自分だけをテレビに映すことのできるテレビカメラ。人がカメラに触れると、カメラはその人をひたすら追い回して撮影し続け、その映像が一般家庭のテレビに映し出される。チャンネルを変えても、スイッチを切っても常に映り続ける。
なおこの道具の名称は原作には登場せず、名称はアニメ「タッチカメラでテレビ出演」(「おいかけテレビ」のアニメ化作品。1980年8月4日放送、ビデオ「テレビ版ドラえもん」23巻、DVD「テレビ版ドラえもん」12巻に収録)にて判明する。
[編集] タッチ手ぶくろ
タッチ手ぶくろ(タッチてぶくろ)は、「タッチ手ぶくろ」(てんとう虫コミックス17巻に収録)に登場する。
手袋状の道具で、右手にはめて使用する。この手袋で誰かにタッチすると、自分の立場と相手の立場を入れ替えることができる。たとえばドラえもんがどら焼きのつまみ食いをママに見つかったとき、手袋でのび太にタッチすると、ママはのび太を叱り始め、のび太がドラえもんの代りに謝り始める。何かしようとしているときにタッチすると、相手が代りにそれをしてくれたり、相手が何か良いことが起きるときにタッチすると、自分にそれが起きるなど、使い道は多様。
アニメ「タッチグローブ」(「タッチ手ぶくろ」のアニメ化作品。1996年4月26日放送、ビデオソフト未収録)では、タッチ手ぶくろに対する防御用の道具「アンタッチャブルガス」が登場する。スプレー缶に入っており、これをあらかじめ吹き付けておくだけで、タッチされても道具の効果を受けなくすることができるというもの。
[編集] ダッピ灯
ダッピ灯(ダッピとう)は、「からだの皮をはぐ話」(てんとう虫コミックス14巻に収録)に登場する。
懐中電灯を模したような道具。人間に光線を浴びせると、皮膚の下に新しい皮膚ができ、古い方の皮膚が脱皮のように脱げてしまう。脱げた皮膚に空気を入れて膨らませることで、本人と寸分違わないダミーの人形として使用できる。ただし耐久力は風船程度であるため、些細な打撃でしぼんでしまう。
[編集] たつまきストロー
たつまきストローは、「たつまきストロー」(ぴっかぴかコミックス15巻に収録)などに登場する。
このストローを口にくわえて息を吹き出すと、小型の竜巻を起こすことができる。息を吹き出す長さや強さ次第で、竜巻の形や大きさもいろいろと調節できる。
[編集] タテヨコバッジ
タテヨコバッジは、「高層マンション脱出大作戦」(『小学三年生』1990年1月号に掲載、単行本未収録)に登場する。
このバッジを身につけ、バッジについている針を90度回転すると、重力方向が横向きになり、垂直な壁を歩くことができる。
[編集] タヌ機
タヌ機(タヌき)は、「タヌ機」(てんとう虫コミックス7巻に収録)に登場する。
タヌキを模した眼鏡と尻尾のセット。これを身につけると、眼鏡のツルがアンテナとなって自分の脳波が送信され、タヌキが人を化かすかのように他の人に思いのままの幻覚を見せることができる。
[編集] たぬきサイフ
たぬきサイフは、「タヌキさいふ」(藤子不二雄ランド2巻に収録)に登場する。
未来の世界の子供たちが銀行ごっこに使う財布。柿の葉を入れると千円札に変わる。しかし、あくまで遊びに使うものなので、30分たつと元の葉に戻る。
[編集] タネなしマジックハンカチ
タネなしマジックハンカチは、「タネなしマジック」(てんとう虫コミックス34巻に収録)に登場する。
どんな不器用な人にでも手品ができるハンカチ。縫い目に内蔵されている超小型コンピュータが、物質の元素を自在に操作することで、物質の出現、変換、消去を行う。何も持っていない手にハンカチをかぶせると物が出現したり、また物にかぶせて別の物に変えたり、消し去ったりできる。ただし何が出てくるか、やってみないと結果はわからない。
[編集] 食べ物さがしめがね
※ ロビンソンクルーソーセットを参照。
[編集] タマゴ産ませ燈
タマゴ産ませ燈(タマゴうませとう)は、「時計はタマゴからかえる」(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。
卵生の動物を模した物品にこの道具の光を浴びせると、数個の卵が産まれ、やがて孵化して幼体となる。「アットグングン」を食べさせて育てることで、もとの物と同様に使用することができる。
[編集] タマゴコピーミラー
タマゴコピーミラーは、『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』に登場する。
この鏡に生物を写すと、鏡面から卵がいくつも出てきて、やがてその卵が孵化してもとの生物のコピーが誕生する。産まれたコピーは基本的に元の生物と同じ姿と性格を持つ。凶悪脱獄囚の熊虎鬼五郎のコピーとして気弱なホクロが産まれたように、まれに少々異なる者が生まれることもある。また、卵に電撃を与えると、多少知能の発達した者が産まれる。
コピー元の生物とコピー生物とを、「エッグハウス」に搭載されているタマゴ逆転装置に入れれば、元の一体のみの生物に戻すこともできる。ここでも熊虎鬼五郎一家を1人に戻すと人格がホクロになったように、完全に元に戻るわけではない場合がある。
[編集] たましいステッキ
たましいステッキは、「ざぶとんにもたましいがある」(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。
この道具で物体に触れると、その物体に魂が宿る。魂の宿った物体を粗末に扱うと文句を言うようになる。22世紀では物を粗末にする人を諌めるために使用される。ステッキに付いているボタンを押すと、効果は消える。
同じように物をしゃべらせる道具に「モノモース」がある。
[編集] たましいふきこみ銃
たましいふきこみ銃(たましいふきこみじゅう)は、「たましいふきこみ銃」(てんとう虫コミックス34巻に収録)に登場する。
この銃を人に向けて息を吹き込むと、自分の魂の半分を相手に吹き込むことで、もう1つの体のように相手を意のままに動かすことができる。魂を吹き込まれている間は、相手の意識はなくなる。銃から息を吸い込むと、魂は元に戻り、相手の意識も戻る。
[編集] タマシイム・マシン
タマシイム・マシンは、「タマシイム・マシン」(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場。
自分が戻りたい頃の日を設定して、その頃に戻ることができるという道具。現代の自分の魂のみがその時代の自分の身体へ行くため、現代の姿は息もしない。ドラえもんによるとそのとき、その戻る頃の時代の魂はどこへいっているかはわからないという。ただし、タイマーをかけないと、人生がその戻る時代と現代の繰り返しとなってしまうことから、タイマーをセットしておく必要がある。
[編集] 多目的おまもり
多目的おまもり(たもくてきおまもり)は、「多目的おまもりは責任感が強い」(てんとう虫コミックス21巻に収録)に登場する。
お守り袋の中にカード状の物が入っており、これに「金運」「交通安全」「恋愛運」「受験合格」の4つのボタンがある。何れかのボタンを押してお守りを首からさげておくと、その運が向くよう体が勝手に動く。しかしやり方は、例えば「交通安全」なら交通事故阻止のために持ち主が外出できなくなったり、「受験合格」なら受験に合格できるほどの学力を得るまで机から離れられなくなったりといった具合に、極端な上に几帳面過ぎるところがある。また1つの運を守っている間は他の運までは手が回らず、他の運が悪くなってしまう。(金運のときは交通安全にまでは手が回らず、車に轢かれそうになるなど。)目的遂行のためにやりすぎて失敗することもあるため、万能とはいえない。
[編集] だるまおとしハンマー
だるまおとしハンマーは、「スネ夫のおしりがゆくえ不明」(てんとう虫コミックス32巻に収録)に登場する。
このハンマーで物、生物などを側面から叩くと、だるま落としのように中間部分を打ち出すことができる。たとえば木の幹を叩けば、幹の中間部分が円盤上に次々に打ち出され、次第に木の高さが低くなってくる。打ち出された部分を叩いた場所にあてがえば、ひとりでに元に戻る。
[編集] ダルマさんころんだ帽
ダルマさんころんだ帽(ダルマさんころんだぼう)は、「ダルマさん、ころんだ帽」(『小学三年生』1990年8月号に掲載、単行本未収録)に登場する。
ダルマを模した帽子。まずこれを頭にかぶり、「ダルマさんが転んだ」の要領で、誰かの背後にそろそろと忍び寄れる道具。相手が気配を感じてこちらを振り返ったとき、ピタッとこちらの動きを止めれば、たとえ相手の視界内に自分がいても、相手の目には自分の姿が決して映らなくなる。ただし、わずかでも動いてしまうと姿は見えてしまう。
[編集] だれにも書けるマンガ原作大全集
※ マンガ原作集を参照。
[編集] 探検ごっこセット
探検ごっこセット(たんけんごっこセット)は、『ドラえもん のび太とアニマル惑星』に登場する。
以下のひみつ道具6点、あるいは5点で構成される探検道具のセット。手のひらサイズの「コンパクトケース」に収納して持ち運ぶことができる。映画のシナリオではこのセットは「探検セット」と呼ばれていた。
- みの虫式寝ぶくろ
- 圧縮非常食三十食ぶんつめあわせ
- 缶詰などの各種非常食の詰め合わせ。原作での名称であり、映画での名称は「カツどん入り圧縮非常食」。映画のシナリオでは「カツ丼入り圧縮食糧」と呼ばれていた。
- どろ水浄水器
- 外観から判断する限り、取水口から取り入れた水を濾過して飲み口から真水を得る道具だと思われるが、作中では使用されず。映画での名称であり、原作では「どろ水でも飲める浄水器」と呼ばれるのみ。
- 糸なし糸電話型トランシーバー
- 「糸なし糸電話」を模したトランシーバー。無線通話機能に加え、指定した「糸なし糸電話型トランシーバー」のもとへ地面を転がって移動するという機能を持つ。原作での名称であり、映画での名称は「糸なし糸電話」。
- 警報用打ちあげ花火
- 非常時に打ち上げて、周囲に警報を出すことのできる花火。映画のシナリオでは「警報用花火」と呼ばれていた。
- ミニカラオケセット 歌詞カード付
- 外観から判断する限り、おそらく携帯用カラオケだと思われるが、作中では使用されず。原作漫画には登場せず、映画にのみ登場する。
[編集] 探検ごっこ用蒸気船
探検ごっこ用蒸気船(たんけんごっこようじょうきせん)は、『ドラえもん のび太の大魔境』に登場する。
未来の世界で探検ごっこに使用される外輪式蒸気船。探検ムードを盛り上げるため、あえて古めかしいスタイルをとっている。蒸気船としての機能以外の、未来の道具特有の特殊機能類は特に見られない。秘境ヘビースモーカーズフォレストを目指す川下りに使用された。
作中では名称不明であり、この正式名称は雑誌『コロコロコミック』上の映画特集記事、および書籍『大長編映画ドラえもんクイズ全百科(オールひゃっか)』で発表されたもの。
[編集] 探検ぼうし
※ キャンピングハットを参照。
[編集] 断層ビジョン
断層ビジョン(だんそうビジョン)は、「断層ビジョン」(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場する。
学術研究用に開発された道具。CTスキャンのように、外から見えないところの断面を見ることができる。縮尺を変えることでさまざまな大きさの物体の断面をみることができ、作中ではのび太本人や地球まで断面を表示していた。さらに、緯度や経度を調整すれば任意の場所の内部を見ることも可能。
また、この縮小された断面のビジョンに目印の旗を立てると、実際の場所にも旗が立つようになっており、のび太の貯金箱を探す際に使われていた。
[編集] たんぽぽくし
たんぽぽくしは、「たんぽぽくし」(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」3巻に収録)に登場する。
この櫛で髪をすくと、髪全体がタンポポの綿毛のように広がり、風に乗って空を舞うことができる。
[編集] たんぼロール
※しゅみの日曜農業セットを参照。
[編集] タンマ・ウォッチ
タンマウオッチは、「時間よ動け~~っ!!」(てんとう虫コミックス24巻に収録)に登場する。
ストップウオッチを模した道具。作動させると時間が停止し、自分以外の全世界の人や物体が停止した状態となる。作動時点で使用者の体に他の者が触れていれば、その者は時間停止の影響を受けずに済む。
同様の道具に、「ウルトラストップウォッチ」がある。