ドナルド・トゥスク
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ドナルド・トゥスク Donald Franciszek Tusk |
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ポーランド第14代首相(第三共和制)
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任期: | 2007年11月16日 – (現職) |
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元首: | レフ・カチンスキ大統領 |
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出生: | 1957年4月22日(51歳) グダニスク |
政党: | 市民プラットフォーム |
ドナルド・トゥスク(Donald Franciszek Tusk, 1957年4月22日 - )はポーランド・グダニスク出身の政治家。同国首相。所属する政党は Platforma Obywatelska(市民プラットフォーム、PO)。PO党首。
ポーランド人に近いスラヴ系少数民族カシューブ人(言語がポーランド語に非常に近いためポーランド人の一部族ともみなされる)の血筋を引いており、両親はもとポーランド系住民としてダンツィヒ自由市の市民権を持ち、第二次世界大戦中にはナチス・ドイツによりドイツ国籍を与えられていたが、戦後はポーランド国籍を取得した。ドナルド本人は出生時よりポーランド国籍であり、母語もポーランド語であるが、カシューブ語も多少話せる。また、ドイツ語や英語も堪能である。
2007年10月の上下両院で首相ヤロスワフ・カチンスキ率いる与党「法と正義」に対して勝利を収め、農民党と連立を組んで、同年11月16日首相に就任した。これにより兄ヤロスワフ、弟で大統領のレフのカチンスキ兄弟による「双子政権」は幕を閉じた。
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