デスザウラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デスザウラー (DEATH SAURER) はタカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズの登場キャラクターのひとつであり、またその背景設定に登場する架空の兵器。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 機体解説
デスザウラー DEATH SAURER |
|
---|---|
番号 | EPZ-06(ゼネバス帝国 暗黒軍(ガイロス帝国)) EZ-021(ガイロス帝国 ネオゼネバス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 ネオゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 32.4m |
全高 | 21.0m |
全幅 | 11.5m |
重量 | 400t |
最高速度 | 90km/h |
乗員人数 | 3名 |
主な搭乗者 | トビー・ダンカン ゼネバス・ムーロア(バトルストーリー) ギュンター・プロイツェン ヒルツ(ゾイド -ZOIDS-) ジョセフ(ストラグル) ガイツ少将(フルメタルクラッシュ) ガルド(ゾイドインフィニティ) |
ZEP | :攻撃力68 :防御力52 :総合力120(旧シリーズ) |
武装 | 大口径荷電粒子ビーム砲 荷電粒子強制吸入ファン 高精度赤外線レーザーサーチャー ハイパーキラーバイトファング 加重力衝撃テイル ハイパーキラークロー×2 小口径対地レーザー機銃×2 AEZ20mmビームガン×2 TEZ20mmリニアレーザーガン×2 小口径レーザー機銃 16連装ミサイルランチャー 地対地ミサイルポッド 赤外線レーザーサーチャー 複合センサーユニット |
ZAC2044年の中央大陸戦争時に、ゼネバス帝国が国力全てを傾けて開発した超巨大ゾイドで、共和国側から「死を呼ぶ恐竜」と恐れられた。
当時のあらゆるゾイドの攻撃を寄せ付けないほどの超重装甲と持ち、巨体ながらセイバータイガーやライガーゼロシュナイダー等の高速ゾイドを捉えるほど機敏。格闘戦ではゴジュラス級のゾイドを一撃で倒す加重力衝撃テイルと、ハイパーキラークローで敵ゾイドを粉砕する。
最大の武器は口腔内に装備された大口径荷電粒子砲。背部オーロラインテークファンから大気中の静電気を大量に吸収し、体内のシンクロトロンジェネレーターでエネルギービーム砲に還元・充填、光速にまで加速させ、発射する。ジェノザウラー等の荷電粒子砲とは違い、集束させずに発射、直撃すれば巨大ゾイドを一撃で蒸発させ、中・小型ゾイドの部隊を全滅させることが可能だが、エネルギー消費量が激しく、一回の戦闘で使用できるのは数回程。そのエネルギー源である背部吸入ファンが弱点で、ここを破壊されると荷電粒子砲が使用できなくなり、その他の性能もダウンしてしまうため、周囲にはビーム砲を4門装備しファンを守っている。
発売当時はティラノサウルス型だったが、新シリーズでは「恐竜型」に変更。恐竜体型にはあまり似ず、当時の恐竜考証によるいわゆる怪獣的なフォルム。(ジェノザウラー セイスモサウルス参照)
[編集] キット解説
単二電池2本で動き、電池は腹部に収まる。
スイッチは背部の尾の付け根にあるスイッチを入れると両手を上下に振り、口を開閉し、尾を振りながら歩く。その際、口と目が発光する。一定時間が経つと目は点滅する。背部のファンも、歩行時に回転させるが、これは輪ゴムでモーターと連動している。輪ゴムは時間経過による劣化で千切れてしまうため、時々機体を解体して、新しい輪ゴムに変えなければならない。
なお、旧バージョンではキャップの色が緑で、赤い部分が明るい感じだったが、1999年のガイロスバージョンでは、カラーリングもキャップもガイロス版アイアンコングと同様になった。
ただし、目の部分は他のゼネバスゾイドが緑になったのに対し、赤いままである。
[編集] 作中での活躍
- バトルストーリー
ZAC2044年にロールアウトしたデスザウラーは、ゴジュラス駐屯地の十数機のゴジュラス部隊に、単機で挑んで全滅させた。(この時荷電粒子砲は基地自爆に際し、脱出の際に使っただけで(大地に穴を開けた)戦闘には使用していない。)その後にはエリクソン大佐のウルトラザウルスを撃破し、共和国首都を陥落させ、4年間に渡って最強無敵のゾイドの名を欲しいままにしたが、ZAC2048年に対デスザウラー用に開発したゾイドマッドサンダーが登場した事で、無敵時代は幕を閉じる。
ゼネバス帝国が暗黒軍(ガイロス帝国)に吸収され、共和国とガイロス帝国との戦いの中で多くの改造機が生み出され、ゾイドの数が不足がちだった暗黒軍をギルベイダーの誕生まで支え続ける。なお、武器のコンセプトはギル・ベイダーに受け継がれる。設計・開発はドン・ホバート博士を中心に行われた。
ZAC2099年の西方大陸戦争で、オーガノイドシステムの力によって絶滅危機であったデスザウラーの培養と強化に成功。しかし、そこへ至るまでの道筋は容易ではなく、帝国軍は復活場所のオリンポス山頂遺跡の蘇生装置で、実験体の再生作業を行っていたが、そこへ幾多の困難を乗り越えたハルフォード中佐率いる共和国高速部隊の攻撃を受けた。
この時、ゾイドコアの防衛本能による暴走と、荷電粒子砲を不完全な状態で発射したために、帝国部隊も共和国部隊も全滅に等しい損害を受けたが、実験体デスザウラーはもがき苦しみ、その隙を突いたハルフォード中佐とシールドライガーの犠牲によって倒された。この時、生き残ったのは共和国のトミー・パリス少尉だけだったが、その際に共和国司令部にオーガノイドシステムのデーターを持ち帰る事ができ、一時的とはいえ、デスザウラーの完全復活を阻止し、ブレードライガーを初めとしたオーガノイドシステム搭載ゾイドの開発に繋がった。
その後、時間を経て、オーガノイドシステムで更に力を増して復活したデスザウラーは暗黒大陸セスリムニル市街戦に30機が投入された。なおこの市街戦に共和国軍もマッドサンダー20機を投入。3日の交戦の間、マッドサンダー共々全機大破、戦闘不能となっている。
ネオゼネバス帝国が中央大陸に進出した後も強力ゾイドとなっていたが、接近戦でゴジュラスギガに敗れた。セイスモサウルス の誕生以降、出番はない。
- アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』では古代ゾイド人が度重なる戦争を終結させるために、科学の粋を結集して完成させた最強ゾイドとして登場。しかしその強大すぎる力は、生みの親である古代ゾイド人までも破滅の道へと導く結果となった。ゾイドイヴを停止され、以後イヴポリスにて封印されていた(このとき2機のサソリ型ゾイドが封印に関係したとされているが、詳細は不明)。
「破滅の魔獣」の異名を持ち、古代ゾイド人にとってトラウマ的存在として描かれている。その圧倒的な力を己のものにしたいという野望を持ってデスザウラーに近づく者は、デスザウラーの持つ邪悪な意識に取り込まれ、操られてしまう。
第一部では、プロイツェンがガリル遺跡からゾイドコアを持ち出し、そのゾイド因子を培養、レイヴンに集めさせた他ゾイドから抜き取ったコアを融合、圧縮させて復活させた。研究所では古代ゾイド人であるフィーネの影響もあってか暴走を引き起こす。
プロイツェン自ら操り、帝都ガイガロスを襲ったが、帝国・共和国両軍の総攻撃の末、バンのブレードライガーの決死の突撃によって敗れ去った。
第二部では古代都市イヴポリスにボディのみが封印されていたが、デススティンガーのコアとダークカイザー(プロイツェン)とが融合し、復活した。
荷電粒子砲の拡散発射によって惑星全体を同時に攻撃することが可能となった。グラビティカノンをも押し戻す能力、ボディもガイガロスを襲ったクローン体より巨大化している。更に強化された装甲に加え、全身に強力なEシールドを装備。唯一の弱点であった荷電粒子供給ファンも荷電粒子コンバーターとなり、最早打つ手が無くなったかに見えたが、レイヴンのジェノブレイカーの攻撃によりEシールドを突破され、そこにウルトラザウルスのグラヴィティカノンから発射されたバンのブレードライガーの突撃を受け沈黙、ゾイドイヴと共に地中に沈んだ。
アニメ版では設定の10倍以上のサイズとなっており、すべての尾にミサイルポッド(ミサイルは敵に直接命中させる物ではなく、上空で爆発してそこから広範囲に鉄杭を降らす仕様)が増築されている。またゴムキャップの部分も黒となっている。
[編集] 機体バリエーション
- デスザウラーMk-II
- デスザウラーに、帝国大型ゾイドの装備を追加仕様した機体で、主にアイアンコングMk-IIとグレートサーベルの装備が付けられ、背部にコング用マニューバースラスターとグレートサーベル用のミサイルランチャーを持ち、腕にコング用のパルスレーザー砲塔と対空ミサイルを装着し、更に尾の部分にグレートサーベルのウイングも付け、高機動化と重武装化も兼ね、各ハードポイントに帝国ゾイド用火器も取り付けられている。
- PSゲームの『共和国VS帝国』や『ヘリック共和国VSガイロス帝国』にも登場している。
- ブラッディデスザウラー
- 新シリーズバトルストーリーの暗黒大陸編のクライマックスでのプロイツェン専用機で、アイアンコングPKのような深紅のカラーリングが特徴(ゲームの『ゾイド 中央大陸の戦い』での、プロイツェンの父であるゼネバス専用機にも似た色)。
- オリンポス山でのデスザウラー実験体の最期に注目し、プロイツェンがガイロス帝国首都ヴァルハラ(アニメではガイガロスに変更されている)に、ヘリック・ガイロス連合軍を集結させ、機体内部のゾイドコアを暴走させて、首都と連合軍もろとも自爆することが目的で、ヴァルハラの地下で機体各部にエネルギー接続パイプを繋げ、連合軍を待ち受けた。
- それを察知したガイロス皇帝ルドルフが、人質でありながらも自ら皇帝専用機のセイバータイガーに乗り込んで決闘を挑み、セイバータイガーではデスザウラー相手に初めから勝ち目が無いことを知っていたルドルフが、機体を狙う変わりに、接続している動力パイプを狙い、シュバルツ専用アイアンコングの乱入によって、機体が崩壊し、その際にルドルフが何本かのパイプを引きちぎったことにより爆発は止められなかったものの、その爆発力を僅かながらも抑える事に成功した。
- ルドルフの奮戦を見た感動と、自分に出来なかった事をやり遂げようとするヘリック共和国とガイロス帝国に対する複雑な想い、息子ヴォルフへの期待と不安を抱いた瀕死のプロイツェンと共に機体は自爆、連合軍の4割を道連れにしたが、首都と連合軍は壊滅を免れた。
- 2002年9月27日には、デスザウラーの成形色を変更し、限定販売された。
[編集] 改造バリエーション
- デスドッグ
- ゾイドバトルストーリー3巻に登場。脚部を二足歩行から四足歩行に変更した結果、荷電粒子砲は使用出来なくなっているが、胴体に大型ゾイドを一撃で破壊する威力を持つ高出力ビーム砲を装備し、機動力、格闘性能も飛躍的に向上している。
- ヘリック大統領殺害を目論むフランツ・ハルトマン大尉が帝国軍から離脱する際に持ち出した改造デスザウラーで、大統領専用機である共和国軍の改造ゾイド“ケンタウロス”と戦った。
- デスバード
- ゾイドバトルストーリー4巻に登場。帝国軍は巨大爆撃機のベースとなるゾイドが存在しないのでデスザウラーを爆撃機に改造した。空対地ミサイル、四連ミサイルポッド、可変翼など装備が豊富で3万mの高度を超音速で飛行し、爆撃を行う。余談だが可変翼の形状が米空軍のB-1爆撃機に似ている。
- デスシャドー
- ゾイドバトルストーリー4巻に登場。デスバード、デスファイター同様、帝国軍の技術将校、マイケル・ホバート少佐が製作した改造デスザウラー。敵を追跡するためにイエローフラッシュと呼ばれる光線を敵に撃ちポインティングする。この光線は決して消えず、デスシャドーだけ探知できる電波を発生させて追跡する。また、手をアイアンコングのものに改造してあるのであらゆる武器を持つことが可能。デスバード基地を襲撃したロバーツ大佐率いる空挺部隊をたった1機で全滅させた。
- ショルダーアーマーは1/60ザクのものを流用。
- デスファイター
- ゾイドバトルストーリー4巻に登場。デスバード、デスシャドー同様、帝国軍の技術将校、マイケル・ホバート少佐が製作した改造デスザウラー。マイケルの製作した改造デスザウラーの最終タイプである。機体は赤く塗られ、大型のライフル銃や電磁剣「エクスカリバー」、CP-11マニューバースラスターなどを装備し攻撃力、機動性を大幅に強化した。ZAC2048年12月、首都奪還を目指すマッドサンダーと交戦するが、ことごとく攻撃を防がれ、マグネーザードリルで胸部を貫かれ撃破された。
- デスクロス
- 超金属Gメタルの装甲をもつ黄金のデスザウラー。背中にある巨大な翼は着脱式のブーメランになる。ライジャーが共和国軍から奪取した「サイバーディスク」を元に、マッドサンダーの性能と弱点を研究し開発された。
- バトルストーリーではゼネバス皇帝自らが搭乗し、もう一つの改造デスザウラーであるデストゲラーと共に、帝国首都でマッドサンダーと対決した。ブーメランでマッドサンダーのマグネーザーとサンダーホーンをへし折り追い詰めたが、折れ曲がったマグネーザーで首を挟み削られ敗れ去った。
- デストゲラー
- バトルストーリーに登場。漆黒のボディ全体に鋭角な棘を生やしている。体を丸めてアルマジロのように転ることができる。
- デスクロスと共にマッドサンダーに襲いかかり、棘に塗られている毒で相手を倒そうとするが、避けられマグネーザーに貫かれた。
- ビッグクラッシャー
- バトルストーリーに登場した改造タイプ。
- 両腕が強力な磁石になっており、その磁力で小型ゾイドを吸い寄せて、万力のように潰してしまう。
- デスクラッシャー
- デスウイング
- バトルストーリーに登場した巨大な翼を装備した飛行タイプ。
- 上空からマッドサンダーに荷電粒子砲を発射し、ハイパーローリングチャージャーを破壊。追い詰めるも、救援に駆けつけたレイノスに翼をやられ、墜落したところをマッドサンダーに仕留められた。
- デスウイングのあげた戦果が、後のギルベイダーやギルザウラーの開発に繋がることになる。
- デスエイリアン
- 新ゾイドバトルストーリーに登場。ガイロス帝国(暗黒軍)が作り上げた改造デスザウラー。異形な外見で巨大な角から暗黒粒子を吸収し、それを口から撃ち出す(暗黒粒子砲)。素早い動きで敵の前に立ち塞がり、巨大な斧(レーザーアックス)で叩き切る。ZAC2051年10月、暗黒大陸に上陸した共和国軍を迎撃。飛び立とうとしていたマッドサンダーの爆撃機仕様であるマッドフライの主翼を斧で叩き切り撃破した。
- デスキャタピラ
- デスタンク
- デスデプス
- バトルストーリーに登場した水中戦バージョン。頭部が球状の透明カプセルで覆われている。
- 共和国艦隊を襲い、海中基地に潜入するが、改造オルディオスのオルディオスマリーンに敗れ去る。
- ギルザウラー
- バトルストーリー最後半に登場したガイロス皇帝専用の最終最強改造機。
- 背部にギルベイダーの主翼とビームスマッシャーを装備し、飛行能力を備え、右腕に強力なビームサーベル、左腕にダークホーンのビームガトリング砲を持っており、手の甲がアイアンコングのもので、各部にガンブラスターの棘も備え、デスザウラーとギルベイダーのそれぞれの強力部分を盛り込んでいる。
- この機体でガイロス皇帝はヘリック大統領搭乗のキングゴジュラスに戦いを挑み、最終決戦を展開してキングゴジュラスを苦戦に追い込むが、最終的に敗れ去った。
- デスバーンと並ぶ旧ゾイド最強の改造機体である。
- デスザウラーツインゼネバス
- 両肩にロングレンジバスターキャノンに似た荷電粒子砲を装備しており、合計3門もの荷電粒子砲を持つ。
- ゼネバス帝国の滅亡によって日の目を見ることは無かった幻のデスザウラー。
- 電撃ホビーマガジン2002年3月号Bパートに掲載された。
- ブラッディデーモン
- 新シリーズのバトルストーリー中盤に登場した「デスザウラー復活計画」の実験機。
- 見た目はブラッディデスザウラーのように見えるが、ゾイドコアはジェノザウラーのもので代用しており、そのために非常に不安定な機体であり、戦闘の最中に機体が溶解してしまう。
- 鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)指揮官であるヴォルフ・ムーロアに忠誠を誓うズィグナー・フォイアー大尉が、ヴォルフの危機に関して起動させ、最終的にレイ・グレッグの急場しのぎ装備のライガーゼロに破壊されるものの、共和国閃光師団(レイフォース)に壊滅的な損害を与えた。
- 前傾姿勢で、頭部に多連装ミサイルポッドを持ち、両腕がアイアンコングで、その両肩にダークホーンのガトリング砲を装備している。
- メガデスザウラー
- 古代虎編において、軍事企業Zi-ARMSによって開発されたデスザウラーの強化型。
- アイアンコングPKのハイマニューバブースターパックと2連装パルスレーザーガン、そして強化された荷電粒子吸入ファン(メガザウラーと同型)が追加されており、新しい吸入ファンによって、理論上ではあるが無限に大口径荷電粒子砲を放出し続ける事が出来る。
- それでも、マッドサンダーやゴジュラスギガ等に対して不安要素が残ったらしく、荷電粒子砲により強力な破壊力を与えようと、Zi-ARMSは伝説の3体の古代虎のゾイドコアを本機に搭載する事を画策し、ZOITECに対して軍事行動を起こす事になる。
- ホエールキング上で行われたレイズタイガーとブラストルタイガーの闘いの最中に出撃し、レイズタイガーを捕獲しようとする。しかし、その直後に現れたワイツタイガーに狙いを定めた時に、3体の古代虎が共鳴、味方であるブラストルタイガーまでが牙をむき、3体の圧倒的な攻撃力の前にあえなく致命傷を負い、自ら荷電粒子砲で撃ち抜いたホエールキング、そして古代虎たち共々墜落し、破壊された。
- メガザウラー
- ゾイドバーサスシリーズ(第2弾以降)に登場する、キメラテクノロジーを応用した強化型。
- 体内に複数埋め込まれた人工ゾイドコアとの合成拒絶反応をエネルギーとして取り出しているが、あまりに強大なエネルギーを持たせたばかりに制御困難とされ、尾の付け根部分に拘束装甲を取り付けられている。起動したが最後、新陳代謝として歩く度に荷電粒子ビームを吐き続けなければならないと言う。
- ゲーム中においても、プレイヤー機として使用した際の能力は凶悪極まりない。
- デスメテオ
- ゲーム『サイバードライブゾイド~機獣の戦士ヒュウ~』、『ゾイドサーガ2』に登場。
- 顔の両側にビーム砲をもち、頭部に角を備えた異形の機体。
- 「サイバードライブゾイド」においては、「安定荷電粒子砲」を装備して登場した。
- デスザウラーVF
- ゲーム『ゾイドサーガ フューザーズ』に登場。ゲームオリジナルゾイドのビクトリーレックスとのユニゾン形態。
- ビクトリーレックスのパーツがデスザウラーの頭部・肩・背部に合体しており、火力・防御力・機動力が向上している。
- デスダイバー
- マッドサンダーのマグネーザーを防御できる盾を装備した改造デスザウラー。『特攻!ゾイド少年隊』2巻に登場。
- 翼でもあるウイングソリッドカッターをブーメランのように投げつけ、マッドサンダーを切り裂いた。
[編集] ゲーム
殆ど全てのゾイド関連ゲームに出演。もっぱらボスキャラ級のキャラクターにされることが多く、操作できる事は少ない。
ゲームの『ヘリック共和国vsガイロス帝国』の最終隠しマップでは、アニメ第二部のような登場をする。