チキン・リトル
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チキン・リトル(Chicken Little)は、
- イギリスの寓話。頭に木の実が落ちてきたのを空が落ちてくると勘違いしたヒヨコの話。転じて悲観論者をさす慣用句としても用いられる。
- 1.を題材にしたディズニー制作のアニメ映画。1943年制作と2005年制作の二作品がある。
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[編集] アニメ版(1943年)
邦題は「狐とヒヨコ」。日本では劇場公開されておらず、ビデオで発売された。
[編集] アニメ版(2005年)
アメリカでは2005年11月4日に公開、日本では同年12月23日に公開された。また、一部上映館では3D版が上映された。3D版の上映方式はディズニー・デジタル3D(Real D社の立体視技術を用いた方式で、専用の眼鏡をかけて鑑賞する、デジタル処理による3D映画)で、『チキン・リトル』で初めて導入された。日本でもAMCイクスピアリ16[1]とワーナー・マイカル・シネマズ多摩センター[2]で3D版が公開された。
日本語吹き替え版では、主人公チキン・リトルの父親バック・クラックを中村雅俊が演じることが話題となった。
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
チキン・リトルは野球選手の父を持つ、とってもチビな男の子(ニワトリ)。いつも大きな眼鏡をかけていて、頑張ればいつかヒーローになれると信じている。友達には、見た目は良くないけど心はとても純粋で何にでも前向きなアヒルの女の子アビーや、のんびり屋だけど怖がりで太っちょのブタのラント、友達思いでお調子もののフィッシュ(魚)がいる。
ある日、リトルが街の中で、「空が落っこちてくる!」と騒いだために、街中が大混乱に陥った。暴走する消防車、逃げまわる市民、慌てふためく大人たち。だが、当のリトルは「交通標識みたいな物」が空から剥がれ落ちてきたなどと言うばかりで、肝心の「空の破片」も見付からない。
リトルは街中から嘘つき呼ばわりされ、意地悪なクラスメイトからも散々に馬鹿にされる。何より彼が辛かったのが、愛する父親バック・クラックにも信じてもらえなかった事だ。そんな失意の日々の中、再び彼に汚名返上・名誉挽回のチャンスが訪れる。彼は少年野球の試合で、奇跡のような逆転サヨナラ・ランニングを見せたのだ。
だがそんな栄光も、また落ちてきた「空のカケラ」の前に、危うく消し飛びそうになる。流石に前回のような軽率な行動を起すわけにも行かないリトルは、発見した空のカケラを仲良しの友達にだけ教えたが、そのカケラが突然空を飛び始め、友達のフィッシュが連れ去られてしまった。リトルたちは、さらわれた友達をUFOから助け出したが、いっしょに宇宙人の子供が付いて来ちゃったから、さあ大変。街中の空が割れたかと思うと、おびただしい数のUFOが攻めてきたのだった!
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
英語版/日本語版の形式で、吹き替えを担当した俳優名を記す。
- チキン・リトル … ザック・ブラフ/山本圭子
- バック・クラック … ゲイリー・マーシャル/中村雅俊
- ターキー・ラーキー市長 … ドン・ノッツ/野沢那智
- ウォーレンズワース先生 … パトリック・スチュワート/石塚運昇
- フォクシー・ロクシー … エイミー・セダリス/深見梨加
- ラント … スティーヴ・ザーン/朝倉栄介
- アビー … ジョーン・キューザック/小島幸子
- エイリアンの少年 … ジェレミー・シェイダ
- グーシー・ルーシー … ケイティ・フィネラン