ダボス

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上空からの眺め

ダボス湖

ダボス（Davos）は、スイス・グラウビュンデン州（Graubünden）の町である。国際的に著名な企業人、政治家、学者などが一堂に会し世界の諸問題を討議する「世界経済フォーラム」（通称「ダボス会議」）が毎年開催されることで有名な山麓のリゾート・タウン、コンベンション・タウンである。

人口約10,998人（2003年現在）、面積は254.48平方キロメートル、標高は1560メートル。

冬季はスキーリゾートとして多くの滞在客を集める。かつては高地の澄んだ空気が結核患者に有効としてサナトリウムが設置された。小説家アーサー・コナン・ドイルは1899年にダボスにてスキーについての記事を書いたとされる。トーマス・マンの小説「魔の山」の舞台もここダボスのサナトリウムである。

[編集] 観光

冬季はスキーリゾートとして欧州各地から多くの滞在客を集める。夏季は避暑及び登山などの自然愛好家が集まる。

シャッツアルプ展望台（Schatzalp）…町の中心地からロープウェイで上がったところに展望台がある。

ダボス・キルヒナー美術館（The Kirchner Museum Davos）…ドイツ表現主義の画家エルンスト・ルードヴィッヒ・キルヒナー（Ernst Ludwig Kirchner）がナチス・ドイツの迫害を受けながらスイスに逃れてダボスに落ち着き、この地て創作活動を行った。そのアトリエ付近に建てられた美術館はキルヒナー本人の作品を中心に所蔵している。