スピリチュアル
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スピリチュアル (spiritual) とは、 material (「物質的な」あるいは「肉体的な、官能的な」)に対し、「霊的な、精神的な、神聖な」と言う意味で、形容詞形のほか「霊的なこと(もの)」と言う意味の名詞形でも使用される。霊性の意味を表すスピリチュアリティも参照せよ。
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[編集] スピリチュアル(スピリチュアリティ)
詳細はスピリチュアリティを参照
スピリチュアリティの短縮形として扱われる。元々は霊性としての意味合いで使われていたが、近年(2000年前後)になり自己啓発や精神世界といった、心のあり方を扱う分野で広義に亘り使用されている。
最近(2005年前後)テレビ番組では、霊を呼び出したり、守護霊の話をするような意味に使われるようになった。その影響からか、テレビ以外でもこうした使われ方がされるようになってきているが、もともと以下に示すように実際にスピリチュアルとされる分野は非常に多岐にわたるものである。
[編集] しばしばスピリチュアルと関連付けられる分野
音楽、ヨーガ、マクロビオティック、ボディーワーク(en)、マッサージ、LOHAS、サイキック、気功、波動、代替医療、オーラ、レイキ、スピリチュアルアート、占星術、魔法、ドルフィン・スイム、風水、野口整体、ハワイアンカルチャー、コーチング、NLP、ユング心理学、トランスパーソナル心理学、ビジョン心理学、パワーストーン、オーラソーマ、ヒプノセラピー、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ネイティブスピリット、ヒーラー、チャネリング、アロマセラピー、ヒーリング、パワースポット(聖地)、アイヌ、沖縄の宗教、神道、瞑想、禅など。
[編集] 関連項目
[編集] スピリチュアル(音楽)
「黒人霊歌」「白人霊歌」と呼ばれてきたものの総称(霊歌、スピリチュアルズ)である。「黒人霊歌」のことを「ニグロ・スピリチュアル」という言い方がある。奴隷としてアフリカから連れてこられたアフリカ系アメリカ人にキリスト教が広まり、賛美歌とアフリカ独特の音楽的感性が融合したものである。スピリチュアルを賛美歌に含めて考える考えと、賛美歌としては取り扱わない考えとがある。
[編集] 著名なスピリチュアル・ミュージック
- スウィング・ロー、スウィート・チャリオット (Swing Low, Sweet Chariot)
- 行け、モーセ (Go Down Moses)
- アメイジング・グレイス (Amazing Grace)
- 深き河 (Deep river)
- 聖者の行進 (When the Saints Go Marching In)
- ジェリコの戦い (Joshua fit the battle of Jericho)
- 鐘の音よ安らかに (Tone the Bell Easy)