グランディアII
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ジャンル | ロールプレイングゲーム(RPG) |
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対応機種 | DC(オリジナル) PS2 |
開発元 | ゲームアーツ |
発売元 | DC版ゲームアーツ・セガ PS2版エニックス(現スクウェア・エニックス) |
人数 | 1人用 |
メディア | GD-ROM1枚(DC) DVD-ROM1枚(PS2) |
発売日 | 日本: DC版 2000年8月3日 PS2版 2002年2月21日 北米: DC版 2000年12月6日 PS2版 2002年1月28日 ヨーロッパ: DC版 2001年2月21日 PS2版 2002年3月28日 |
価格 | DC版,円(税込) PS2版7,140円(税込) |
売上本数 | 約30万本(PS2を含む・日本) |
その他 | RPGFan Top Ten RPGs of 2000 第一位 |
『グランディアII(GRANDIA II)』は、ゲームアーツが2000年に発売したドリームキャスト用コンピュータRPG作品である。また、2002年にエニックス(現スクウェア・エニックス)よりPS2に移植されている。キャラクターデザインはかのえゆうし。
目次 |
[編集] 概要
前作では、アニメーションシーンを効果的に導入して話題となったが、本作では3D表現を重視して、3Dでの演出シーンが多様された。そのためリアルさには欠けるものの、随所での演出には注目すべきものがあった。
ヒロインが二人であり、その二人が一つの身体に同居するという設定。
[編集] あらすじ
金次第でどんな危険な仕事でもこなすジオハウンドのリュードと相棒のスカイ。ある時カーボ村から依頼が入る。内容はグラナス教の歌姫エレナの行き帰りの護衛することだった。儀式のため彼女の帰りを塔の外で待っているリュードだったが、儀式中に突然悲鳴があり…。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
- リュード(声:森久保祥太郎)
- 17歳
- 本作の主人公。かつて剣士の村ガーランで兄と暮らしていたが、とある事件によって村から追い出され、仕事のためならなんでもするジオハウンドとなった。ぶっきらぼうだが実は優しい一面も。なお、剣の太刀筋は鋭い。
- エレナ(声:小西寛子)
- 17歳
- 本作のヒロインの一人。カーボの村のグラナス教会で暮らしていた少女。儀式に失敗し払うべき存在である「ヴァルマーの翼」に取り憑かれる。それを取り除くためにリュードと共に旅に出る。歌は他人をひきつける歌声をしている。困っている人を放っておけない性格。
- ミレーニア(声:柳原みわ)
- 17歳(外見上)
- もう一人のヒロイン。エレナに取り付いた「ヴァルマーの翼」。敵対する相手のはずだが、自分を心配してくれたリュードに好意を寄せ、他のヴァルマーとの戦いで手を貸してくれる。物事をずばっと言う。面倒見が良いのはエレナと同じだが、怒らせると怖い。
- ロアン(声:鶴野恭子)
- 13歳
- リュードの旅先で出会う少年。形見のメダルを探してくれたことをきっかけに共に戦ってくれる。後にサイラム王国で王位を継承する。王族だけあって礼儀正しい。
- マレッグ(声:郷里大輔)
- ?歳
- 故郷の村をメルフィスに潰されて以来復讐のために旅をしていた獣人。リュードをメルフィスと間違えて襲い、和解後、行動を共にする。正義感と責任感が強い。途中で出会うティオの道しるべとなってくれる人物。冒険の途中である理由から仲間から外れる。
- ティオ(声:岩男潤子)
- 10歳(外見上)
- 感情がないオートマーターの少女。マレッグのことをマスターと慕っており、人間の心とは何なのか知りたいという理由でリュードたちに同行する。だが、彼女が感情というものを知った時には……。
- スカイ(声:堀之紀)
- リュードの相棒で鳥のような生物。リュードの過去を知っている。
- ゼラ(声:阪脩)
- セントハイム法国、グラナス教の法皇。
- シレーネ(声:渡辺美佐)
- グラナス教の祭司長。
- メルフィス(声:千葉一伸)
- 剣士の村ガーランで最強の剣士といわれた男。マレッグの故郷の村を潰し、リュードにとっても因縁の相手でもある。
[編集] 外部リンク
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本編 | グランディア - グランディアII - グランディアIII |
外伝 | デジタルミュージアム - パラレルトリッパーズ - オンライン |
番外 | グランディア エクストリーム |