エスタブリッシング・ショット
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エスタブリッシング・ショット(Establishing Shot)とは、後に続くアクションが編集によってばらばらにされる前にそのアクションがどこで、時にはいつ起きたのか、を設定するショット。たいていは、シーンの始めにある。状況設定ショットともいう。
エスタブリッシング・ショットは登場人物と彼らが占めている場所の空間的位置関係もはっきりさせる。そのようなショットは息もつかせぬ物語と多くの群衆シーンを特徴とする叙事詩的な映画には、当たり前のように使われている。
エスタブリッシング・ショットはロング・ショットあるいは超ロングショットであることが多いが、必ずしもそうである必要はない。カバー・ショットとしても知られている。