とよたおいでんバス
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とよたおいでんバスは、愛知県豊田市の市内を走るコミュニティバスである。
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[編集] 概略
豊田市の豊田市公共交通基本計画に基づき、2007年11月1日に名鉄バス渋谷線・旭バス・稲武バスの3者を再編・引き継いで発足した基幹バス。豊田市駅から旭地区・稲武地区の内外を結ぶ。名称は市民の公募によるもので、車両は水戸岡鋭治+ドーンデザイン研究所が手がけた白とオレンジ色の日野・ポンチョと日野・レインボーIIが導入されている。
[編集] 路線
[編集] 旭・豊田線
- 旧名鉄バスの豊田・渋谷線・旭バスの旭藤岡線の一部区間を引き継いだ路線。豊田市駅から東山町五丁目経由で小渡までの間を結んでいる。東山町五丁目止まりの系統もあり、こちらは全線が名鉄バス豊田・渋谷線を引き継ぐ形となっている。ただし、名鉄バスの乗車券類は使用できない。
- 主な停留所:豊田市・豊田スタジアム東・東山町五丁目・上川口・笹戸・小渡
[編集] 川口・飯野線
- 旭バスの旭藤岡線の一部区間を引き継いだ路線。飯野と上川口間を加茂丘高校経由で結ぶ。
- 主な停留所:飯野・加茂丘高校(名鉄バスの加茂丘高校前バス停)・上川口
[編集] 旭・新盛線
- 旭バスの旧旭足助線。新盛止まりだが、一部は足助方面へも向かう。
- 主な停留所:小渡・杉本・押井口・榊野・新盛・足助・香嵐渓・足助病院
[編集] 稲武・足助線
- 稲武バスの同名系統と同じ区間を走る。
- 主な停留所:稲武・どんぐりの湯・伊勢神・新盛・足助・香嵐渓・足助病院
[編集] 下山・豊田線
- 旧名鉄バスの九久平線の一部区間(九久平~大沼間)を引き継いだ路線。名鉄バスが提出した廃止区間は九久平~大沼間であったが、名鉄バス時代と同じく豊田市駅発着となっている。豊田市から途中の九久平までは名鉄バス九久平線(中垣内行き)との競合路線につき、おいでんバス他路線で導入している乗車距離制運賃ではなく名鉄バス運賃体系とした。そのため、豊田市~九久平間に限っては名鉄バスの定期券でもおいでんバスに乗車ができる。ただし、名鉄バスの回数券・バスカード・株主優待券などの乗車券類は使用不可能である。
- 主な停留所:豊田市・神池町・松平橋・松平郷・切二木・大沼
[編集] 小原・豊田線
- 旧名鉄バス藤岡線と小原バス全区間を引き継いだ路線。途中の木瀬口までは藤岡・豊田線(西中山経由)と同じ系統を走る。
- 主な停留所:豊田市・四郷・西中山・飯野・加茂高校前・小原大草・上仁木
[編集] 藤岡・豊田線(西中山経由)
- 旧名鉄バス藤岡線を引き継いだ路線。木瀬口まで小原・豊田線と同じ系統を走る。
- 主な停留所:豊田市・四郷・西中山・飯野・加茂高校前・藤岡中学校前
[編集] 藤岡・豊田線(加納経由)
- 旧名鉄バス豊田北市内線と藤岡線の一部区間を引き継いだ路線。途中の、ふかみ台団地から飯野までは藤岡・豊田線(西中山経由)と同じ区間を走る。
- 主な停留所:豊田市・医療センター・豊田高校南・亀首金山・加納・深見・飯野
[編集] 保見・豊田線
- 旧名鉄バス保見団地線の浄水駅経由保見団地循環、豊田市~浄水駅~保見団地間を引き継いだ路線。
- 主な停留所:浄水駅~乙部団地・保見団地~浄水駅(循環系統)・豊田市・伊保原団地・浄水駅
[編集] さなげ・足助線
- 旧来はさなげ足助バスとして運転された区間。
- 2008年1月より豊田厚生病院(旧・加茂病院)の浄水移転に伴い、四郷駅から名鉄豊田線浄水駅へ延伸した。
- なお、11月の紅葉期に香嵐渓の渋滞問題が発生する(さなげ足助バス#香嵐渓渋滞問題を参照)。
[編集] 路線
[編集] 路線1
- 浄水駅から『百年草』までの路線。
[編集] 路線2
- 愛環四郷駅から『西中金』までの路線。
- 主な停留所:愛環四郷駅、猿投駅、運動公園、枝下、広瀬、西中金
[編集] 運賃
- 100~600円。
- 定期券がある。