すばる文学賞
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すばる文学賞(すばるぶんがくしょう)は 集英社が主催する発行する公募新人文学賞である。受賞作は同社が発行する文芸誌『すばる』11月号に掲載される(第17回までは12月号)。受賞者には正賞として記念品、副賞として100万円が授与される。
目次 |
[編集] 受賞者一覧
[編集] 第1回から第10回
- 第1回 (1977年) 受賞作なし
- 佳作 原トミ子 「一人」
- 第2回 (1978年) 森瑤子 「情事」、 吉川良 「自分の戦場」
- 佳作 飯尾憲士 「海の向うの血」
- 第3回 (1979年) 松原好之 「京都よ、わが情念のはるかな飛翔を支えよ」
- 第4回 (1980年) 又吉栄喜 「ギンネム屋敷」
- 佳作 笹倉明 「海を越えた者たち」
- 第5回 (1981年) 本間洋平 「家族ゲーム」(「枡の中に駒が並んで」改題)
- 第6回 (1982年) 三神弘 「三日芝居」、伊達一行 「沙耶のいる透視図」
- 第7回 (1983年) 佐藤正午 「永遠の1/2」、平石貴樹 「虹のカマクーラ」
- 第8回 (1984年) 受賞作なし
- 佳作 原田宗典 「おまえと暮らせない」、冬木薫 「天北の詩人たち」
- 第9回 (1985年) 江場秀志 「午後の祠り」、藤原伊織 「ダックスフントのワープ」
- 第10回 (1986年) 本城美智子 「十六歳のマリンブルー」
[編集] 第11回から第20回
- 第11回 (1987年) 桑原一世 「クロス・ロード」、松本侑子 「巨食症の明けない夜明け」
- 第12回 (1988年) 受賞作なし
- 第13回 (1989年) 奈良裕明 「チン・ドン・ジャン」、辻仁成 「ピアニシモ」
- 佳作 浅賀美奈子 「夢よりもっと現実的なお伽噺」
- 第14回 (1990年) 大鶴義丹 「スプラッシュ」、清水アリカ 「革命のためのサウンドトラック」、山室一広 「キャプテンの星座」
- 第15回 (1991年) 釉木淑乃 「予感」
- 佳作 仁川高丸 「微熱狼少女」
- 第16回 (1992年) 楡井亜木子 「チューリップの誕生日」
- 佳作 瀧口明 「惑う朝」(「鶴」改題)
- 第17回 (1993年) 引間徹 「19分25秒」
- 第18回 (1994年) 受賞作なし
- 第19回 (1995年) 茅野裕城子 「韓索音の月」、広谷鏡子 「不随の家」
- 第20回 (1996年) デビット・ゾペティ 「いちげんさん」(「一見さん、お断り」改題)
[編集] 第21回から第30回
- 第21回 (1997年) 岩崎保子 「世間知らず」、清水博子 「街の座標」
- 第22回 (1998年) 安達千夏 「あなたがほしい je te veux」
- 第23回 (1999年) 中上紀 「彼女のプレンカ」、楠見朋彦 「零歳の詩人」
- 第24回 (2000年) 末弘喜久 「塔」、大久秀憲 「ロマンティック」
- 第25回 (2001年) 大泉芽衣子 「夜明けの音が聞こえる」
- 第26回 (2002年) 栗田有起 「ハミザベス」、織田みずほ 「スチール」
- 佳作 竹邑祥太 「プラスティック・サマー」
- 第27回 (2003年) 金原ひとみ 「蛇にピアス」(「甘い死臭」改題)、千頭ひなた 「ダンボールボートで海岸」
- 第28回 (2004年) 朝倉祐弥 「白の咆哮」、中島たい子 「漢方小説」
- 第29回 (2005年) 高瀬ちひろ「踊るナマズ」(「ゆびさきの恋」改題)
- 第30回 (2006年) 瀬戸良枝「幻をなぐる」(「新しい歌」改題)
- 佳作 吉原清隆 「テーパー・シャンク」
[編集] 第31回
[編集] 選考委員
- 第1回から第5回 秋山駿、井上光晴、黒井千次、田久保英夫、三浦哲郎
- 第6回から第10回 後藤明生、佐伯彰一、中村真一郎、三木卓、安岡章太郎
- 第11回 青野聰、磯田光一(選考会前に死去)、井上ひさし、日野啓三、水上勉
- 第12回 青野聰、井上ひさし、日野啓三、水上勉
- 第13回から第15回 青野聰、井上ひさし、高橋源一郎、日野啓三、水上勉
- 第16回 新井満、石原慎太郎、瀬戸内寂聴、中上健次(選考会前に死去)、宮本輝
- 第17回から第20回 新井満、石原慎太郎、瀬戸内寂聴、宮本輝
- 第21回から第25回 奥泉光、川村湊、島田雅彦、高樹のぶ子、三木卓
- 第26回から第30回 川上弘美、笙野頼子、辻仁成、藤沢周、又吉栄喜
- 第31回 江國香織、奥泉光、角田光代、高橋源一郎、星野智幸