那須弘平
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那須 弘平(なす こうへい、1942年2月11日 - )は、最高裁判所判事(2006年5月25日~)。
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[編集] 略歴
- 1960年 長野県伊那北高等学校卒業
- 1964年 東京大学法学部卒業
- 1967年 司法修習生
- 1969年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
- 1987年 第二東京弁護士会副会長
- 1988年 日本弁護士連合会常務理事
- 1998年 日本弁護士連合会「工業所有権仲裁センター」の事業に関する委員会委員
- 1998年 日弁連法務研究財団研究部会長
- 2004年 日本弁護士連合会市民のための法教育委員会委員
- 2004年 東京大学法科大学院客員教授
- 2006年5月25日 最高裁判所判事
[編集] 弁護士時代に係った事件
- 重加算税賦課決定取消される場合における賦課決定処分の取消範囲について判示した事件の原告側代理人(昭和58年10月27日第一小法廷判決・民集37巻8号1196頁)
[編集] 最高裁判事時代における対応
[編集] 大法廷事件
- 平成16年7月の参院選における一票の格差が憲法に違反するか--多数意見(合憲・補足意見)
- 平成17年9月11日において行われた衆議院総選挙の小選挙区の区割規定が憲法14条1項等に反していたか。多数意見(合憲・補足意見)
- 衆議院議員小選挙区選出議員選挙について候補者届出政党と無所属候補者に対する選挙運動の差異を設けることは憲法14条1項等に反するか。多数意見(合憲)
- 国籍法3条1項は憲法14条に違反するか。多数意見(違憲・今井裁判官の補足意見に同調)
[編集] 小法廷事件
- 公立小学校の音楽専科教諭に「君が代」伴奏を命ずることが憲法19条で定める思想良心の自由に反するか----多数意見(合憲・補足意見)