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Wikipedia:秀逸な記事の選考/アントニン・ドヴォルザーク - Wikipedia

Wikipedia:秀逸な記事の選考/アントニン・ドヴォルザーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[編集] アントニン・ドヴォルザーク

賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/1/0  この項目は、早期終了が提案されています。2006年9月20日 04:59 (UTC)(2006年9月20日 13:59 (JST))までに異論がなければ、選考終了となります。

(ノート) 《推薦理由》クラシック音楽の人気作曲家ドヴォルザークの記事です。私もかなりの部分を加筆しておりますが、生涯、主要作品について、要領よくまとめられたと思います。忌憚のないご意見をお聴かせ下さい--汲平 2006年7月1日 (土) 06:11 (UTC)

  • (コメント)「忌憚のない」ということですので、思ったことを順不同で書かせて頂きます。
  1. 構成面では、私の個人的好みからは「音楽史における位置付け」は「生涯」のあと、「おもな作品」の前に置く方が良いと思いました。
  2. 冒頭部は長すぎると感じました。たとえば発音などに関しては脚注としてくくり出す方が好ましいです。また「チェコの国民音楽」「チェコ国民楽派」といった言葉を定義抜きで用いていることも気になりますが、それを書いていては更に膨れる一方なのでどうしたものでしょうか。
  3. 位置付けの部分は力作で感心しました。しかし;
    1. 「チェコの音楽界に民族主義が持ち込まれたのは(中略)「民族精神」の概念によってであった」、「スメタナがチェコ民謡と接する機会がそれほど多くなかった」、「ドヴォルザーク(...)にとっては(...)チェコ語のイントネーションに基づく主題や民族舞曲のリズムをそこに持ち込むことに違和感はなかった」の部分はやや断定的に過ぎるように思いました。誰かの研究書の記述によるのだと想像しますが、そうであれば「音楽学者誰々は~と主張する」などと書いて、更にその人の著作を末尾参考文献セクションに挙げておいてほしいです。
    2. ここでの「進歩派」「保守派」という用語がある程度一般的に是認されているものなら、それのチェコ語表記なども入れていただけるとありがたいです。
  4. 生涯の部分では;
    1. アメリカ時代をもっと拡充する必要があるのではないかと考えます。なおご参考までに、Grove MusicではEarly years and influences(1841–78)、Maturity(1878–90)、Final years(1891–1904)との区分で、やはり「ブラームスに引き立てられる」「アメリカに招待される」の2つをそれなりのイヴェントとして考えているようです。
    2. 1901年初演の『ルサルカ』について下の「おもな作品」であるきりでこの項でまったく触れていないのはちょっと寂しい。すくなくとも経済的には彼の最成功作だったと思うし、アメリカ時代の作曲スケッチが用いられている云々、彼の作曲史のひとつの集大成的な曲だと思います。
  5. おもな作品の部分は単なる楽曲形式別一覧とするのでなく、「スメタナやブラームスの知遇を得るまで」「アメリカ時代」「帰国後」のような大まかな時代区分を意識できるよう、まず前置きで「~のように時代を区分することが便利である」などと前置きを置いて、個々の曲(独立記事となっているものも含めて)には作曲年代をきちんと入れていってほしいと考えます。ここの部分は将来的には「ドヴォルザークの楽曲一覧」のような形で分離するかも知れませんが、その際この形が維持されていれば便利でしょう。
  6. 弟子の部分では、これらチェコ人作曲家たちが上述「位置付け」でいうところのどういった立場に属すると考えられているのかの記述がほしいです。またアメリカで何がしかの影響を残したのだとすればその記述もあれば好ましいです。
以上ながながと書かせていただきました。私もいちど『ルサルカ』をきちんと聴いて記事に貢献したいと思っているのですが力及びますかどうか。--にごう 2006年7月7日 (金) 01:39 (UTC)
  • (保留)たいへん詳しい記述で感銘を受けました。ただ、どうしても納得がいかないところがあります。生涯を読むと、ワグネリアンとして出発、民族主義で見いだされ、交響曲など古典的形式に基づく作品を量産、やがて標題音楽に活動の中心が移り、最後はオペラでの成功にこだわった、という変遷がたどれるのですが、これらの推移のなかでドヴォルザークがめざしたものが今ひとつ鮮明でないように感じられます。言い換えると、ドヴォルザークの音楽観そのものの変遷なのか、そうではなく、なんらかの理想はもっていたが、その時々の事情に流されたということなのか、判然としないということです。「チェコ音楽史における位置づけ」のなかで「ドヴォルザークの立場」を読んでも、その点について同様というだけでなく、保守派と進歩派の論争のなかで、ドヴォルザーク自身がなにを考えていたのかがわかりません。このことは、アメリカ時代にどういう立場からの講義がなされたのかわからないことにも結びついているように思います。これが部分的な加筆で改善されることなのか、あるいは構成も含めた記事全体に影響する問題なのか判断がつきかねるため、後者の可能性を考えて保留とさせていただきます。以前に別の場所で、すぐにも秀逸のようなことを書いたことをお詫びします。--みっち 2006年8月1日 (火) 04:37 (UTC)
    • (早期終了)上記のみっちさんの保留コメントから1ヶ月を経過しましたが、これに対応する動きは見られておりません。一旦選考を終了し、ゆっくりと編集した方がよいと考え、早期終了を提案いたします。--汲平 2006年9月6日 (水) 04:59 (UTC)
(早期終了)早期終了提案より2週間経過、異論なしのため。totti 2006年9月20日 (水) 13:04 (UTC)


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