祝融
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祝融は、中国神話の神。獣面人身で、火と南方を司る。炎帝の配下的な存在。また、「史記」では五帝時代の官名とされる。
[編集] 三国志演義における祝融
祝融氏あるいは祝融夫人(しゅくゆう - 、諱および生没年不詳)とは、南蛮の王として登場する孟獲の妻。上記の祝融神の末裔とされる。三国志演義でのみ登場する人物。
夫である孟獲が諸葛亮との戦に何度も負け、それに怒った祝融が夫の代わりに蜀軍と対峙した。 男勝りの性格で飛刀(投げナイフ)の使い手とされ、蜀将である張擬と馬忠を一騎打ちの末に捕らえる。それに困った諸葛亮は魏延と趙雲に、策を与え、わざと負けて祝融を怒らせて、逃げる魏延を追いかける途中に罠に掛けて捕らえた。その後、孟獲の申し出により人質交換として自軍に戻された。
最終的に、「七縱七禽」の策で蜀への忠誠を孟獲と共に誓った。