杜の都信用金庫
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杜の都信用金庫のデータ | |
統一金融機関コード | 1170 |
理事長 | 中山智之(なかやま ともゆき) |
店舗数 | 32店 (2005年7月19日現在) |
設立日 | 1932年10月 (仙台信用組合) |
本店 | |
所在地 | 〒980-8588(仮店舗は、〒980-0811 ) |
仙台市青葉区国分町3丁目1番2号 (仮店舗は、仙台市青葉区一番町四丁目6番1号 仙台第一生命タワービルディング3階) |
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電話番号 | 022-222-6010 |
外部リンク | 公式サイト |
杜の都信用金庫(もりのみやこしんようきんこ)は、宮城県仙台市青葉区に本店を置く信用金庫。
目次 |
[編集] 概要
従来の仙台信用金庫は、エリアで競合する宮城第一信用金庫と並ぶ東北随一の信用金庫であったが、旧塩竈信用金庫との合併にともなって、東北6県に本店のある地方銀行・第二地方銀行、及び東北労働金庫の各金融機関の中堅レベルに匹敵出来るほどに向上したといわれており、これにともない東北初のメガ信金の誕生となった。
この合併により、宮城県内だけでなく、東北全体の信用金庫再編の口火を切ったと云われている。
長らく預金/貸付残高で東北最大手を維持してきたが、預金残高に対しては2008年5月19日に十和田信用金庫と合併した八戸信用金庫に抜かれて2位となったが、貸付残高については首位を維持している。
管轄税務署は、仙台北税務署である。
新銀行東京とは信用金庫との接続開始当初から提携しているが、セブン銀行とは2006年4月3日に提携を開始した。
[編集] 本店・本部の再開発関連
2006年7月18日に、中央支店ビルの再開発で、旧仙台信金鉄砲町支店跡地(廃止後はATMコーナーのみ存続している)に仮移転する。その間ATMの設置は行われなかったため、近隣のAERにあるATMコーナーの利用を呼びかけていた。2008年1月15日より同地で営業を再開。本部機能も、事務統括部を除き、2007年12月17日より新・中央支店ビルに移設。
さらに、本店ビルの再開発も予定しており、2008年2月12日より、本店営業部を仙台第一生命タワービルディングの3Fに空中店舗として仮移転。2月11日には先行して1FにATMコーナーが設けられる(夜間金庫は、従前の本店ビル近隣に所在する仙台第一生命ビルに設置)。なお、本店の土地・建物はエヌ・ティ・ティ都市開発に売却された上で、落成後は賃貸形式での入居によって従来の位置に復帰する予定。
[編集] 2つの「せんだいしんようきんこ」
余談だが、合併前には、「せんだいしんようきんこ」と読む信金が二つ存在したが(仙台信用金庫と川内信用金庫)、先に川内信用金庫が鹿児島相互信用金庫に吸収されて消滅、それによって当庫だけが「せんだいしんようきんこ」となったが、塩竈信金との合併で、現名称となったため、いずれも消滅することになった。
「せんだいしんようきんこ」が2つあった時代には、ミヤギの「せんだいしんようきんこ」なのか、カゴシマの「せんだいしんようきんこ」なのかを区別するために、振込の際には、「センダイシンヨウキンコ(ミヤギ)」のように、所在地の県名を入力する必要があった(ATM振込の際の振込カードにも、振込先金融機関名がカタカナで表示される金融機関では、後ろに「(ミヤギ)」のように表示された)。
川内信用金庫が吸収合併された時点、杜の都信用金庫に改称時点で、それ以前からの各金融機関の振込カードをもっていた顧客は、その時点でそれぞれ再発行しなければいけなくなっている。
[編集] 沿革
- 1931年 有限責任塩竈信用組合として設立
- 1932年 仙台信用組合として設立
- 1943年 市街地信用組合法により塩竈信用組合に組織変更
- 1950年 中小企業共同組合法により塩竈信用組合に組織変更
- 1951年 仙台信用組合を仙台信用金庫に組織変更
- 1951年 塩竈信用組合を塩竈信用金庫に組織変更
- 1998年 仙台信用金庫が徳陽シティ銀行岩切支店を、塩竈信用金庫が同行塩竈支店の営業譲受を受ける
- 2005年7月19日 仙台信用金庫が塩竈信用金庫と合併し、杜の都信用金庫に改称
- 2006年 西多賀支店が西多賀営業部に改称
- 2007年 新築した中央支店ビル内に本部機能を移設
- 2008年 本店営業部が空中店舗化
[編集] ATMベンダ
[編集] totoの払い戻し店
スポーツ振興くじ(toto)の払い戻し店は以下の店舗で行う。
- 本店営業部
- 中央支店
- 長町支店
- 一番町支店
- 原町支店
- 西多賀営業部
- 泉中山支店
- 古川支店
- 塩竈営業部
- 七郷支店
- 黒松駅前支店
- 泉中央支店
- 西中田支店
- 岩切支店
- 多賀城支店
- 北支店
[編集] その他
旧塩竈信用金庫本店は現在の塩竈営業部の場所にあったが、現在の塩竈営業部は旧仙台信用金庫の塩竈支店が合併と同時に同所に移転し、その際同時に旧塩竈信金本店・同中央支店を統合した上で営業部に昇格している。従って、塩竈営業部は、実質旧塩竈信金の本店ではない。建物・電話番号のみ旧塩竈信金本店のものを利用し存続している。