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『南京』(なんきん)は、昭和12年(1937年)12月の南京攻略戦後から翌年1月上旬に至るまでの間、南京城内外周辺の様子を撮影した日本の記録映画。極東国際軍事裁判には提出されなかったが、1995年、中国の北京で発見された。日本映画新社からDVDが発売されている。
[編集] スタッフ
- 製作-松崎啓次
- 指導-軍特務部
- 撮影-白井茂
- 現地録音-藤井愼一
- 製作事務-米沢秋吉
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- 編集-秋元憲
- 録音-金山欣二郎
- 作曲指揮-江文也
- 解説-德川夢声
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[編集] 内容
- 南京攻略戦における各戦闘箇所ごとの解説
- 中国兵捕虜にタバコを渡す日本兵
- 日本軍による南京入城式[1]
- 日本軍による戦没者のための合同慰霊祭[1]
- 南京にいた外国人により組織された国際委員会が設定した南京難民区という安全区域[1]
- 日本軍や南京市民による城内の復興の始まり[1]
- 南京の自宅に戻り始めた市民達
- 良民証[2]という中国人のための身分証明の交付を行う日本軍[1]
- 日本軍による正月の準備から新年までの様子
- 正月に爆竹で遊ぶ南京の子供達[1]
- 南京自治委員会の発会式
[編集] 映画の字幕に残された言葉
「我々の同胞が一つになって
戦った数々の光輝ある
歴史の中でも南京入城は
燦然たる一頁として
世界の歴史に残るだろう
その日の記憶として
この映画を我々の子孫に
贈る
本編は
陸軍省
海軍省
並びに
現地の将士達の
指導と援助のもとに
完成された」
[編集] 別の映像記録
[編集] 脚注
- ^ a b c d e f 画像参照
- ^ 南京攻略戦後の宣撫工作記録では「安居の証」
- ^ NHK番組『映像の世紀』が紹介した パラマウント・ニュース映画『南京陥落』
[編集] 関連項目