二百円紙幣
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二百円紙幣(にひゃくえんしへい)とは日本銀行兌換券の一つ。乙号券、丙号券、丁号券の三種類が存在するが現在はすべて失効している。
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[編集] 乙号券
昭和金融恐慌が原因で取り付け騒ぎが発生した際に紙幣が不足し、沈静化のために急遽製造された。裏面の印刷が省略されていてその「急遽」がうかがえる。騒ぎが収まるとすぐに回収された。また日本史の資料集に写真が載せられていることがあり、行列を写した写真とともに恐慌の象徴という印象を与えている。
[編集] 丙号券
[編集] 丁号券
[編集] 関連項目
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関連項目 | 新貨条例 - 記念貨幣 - 通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 - 日本銀行法 - 通貨偽造の罪 - 貨幣損傷等取締法 - すき入紙製造取締法 - 通貨及証券模造取締法 - 偽札 - 円相場 |