ホラス・スラグホーン

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ホラス・スラグホーン（Horace Slughorn）は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。

注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

[編集] 登場巻

6巻、7巻

[編集] 人物

[編集] 外見

体質は小太り気味で、頭は禿げている。長いセイウチ髭が特徴的である。口癖は「ほっほう」。

[編集] 性格・才能

「純血主義者」が多いスリザリン寮出身者には珍しく、純血以外の者に対する差別意識は余りない。（マグル出身であるリリー・エバンズもお気に入りの生徒の1人だった、というより好きだった）。但し、マグルは魔法族より魔法の扱いに劣っていると考えているようであり、非常に優秀な生徒がマグル出身だと知ると驚いている部分がある。

好きな物はオーク樽で熟成させた蜂蜜酒、パイナップルの砂糖漬け、快適さ。有能な人物を見抜く不思議な才能の持ち主で、そうした有能な人物や著名人に自分が影響を与えたと感じる事を楽しむ。一方、それに該当しないものには、まったく興味を示さず、やや冷ややかな所がある。6巻では、それらの者を集めた「スラグ・クラブ」を結成していた。

魔法の腕は、ダンブルドアから「多大な才能」と高く評価されており、「魔法薬学」の教師担当をしていたり、「閉心術」に長けていたりと、かなり良いと思われる。

[編集] 来歴

アルバス・ダンブルドアの旧友で、かつて「魔法薬学」教授（スリザリン寮監も兼務）として共に母校・ホグワーツ魔法魔術学校で働いていた。トム・マールヴォロ・リドルは教え子で、彼に闇の不死魔術「ホークラックス」の概要を教えたのもホラスである（後に彼はその事を悔やみ、自身の記憶に干渉して事実を隠そうとしたが、フェリックス・フェリシスを飲んだハリーに諭され、ペンシーブで真の記憶を見せた）。

ヴォルデモートの復活を知って以降、マグルの家を転々としながら生活してきたが、6巻でダンブルドアとハリー・ポッターの働きかけを受けて「魔法薬学」教授に復任、元教え子セブルス・スネイプの逃亡後はスリザリン寮監も兼務した。

7巻ではミネルバ・マクゴナガルらと共に大広間でヴォルデモートと戦った。