ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
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ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini,1598年12月7日-1680年11月28日)は、バロックの時期を代表するイタリアの彫刻家、建築家、画家。
彫刻家ピエトロ・ベルニーニ(Pietro Bernini,1562年5月6日-1629年8月29日)の子としてナポリに生まれ、ローマに移り若い頃から彫刻に才能を発揮していた。サン・ピエトロ大聖堂の建築主任、マデルノ(1556年-1629年)のもとで建築に携わる。1656-67年にはローマのサン・ピエトロ広場を建設した。フランス王ルイ14世に招かれ、ルーヴル宮殿の改築計画にも関わった。
ベルニーニの彫刻のクオリティは極めて高く、多作で、生きていた時代を反映している彫刻家は歴史上殆どいない。彼の最初の作品は17歳、もしくはそれ以前に刻んだ幼神ゼウスの彫像で、最後の作品は81歳の時のキリスト像である。その間60年余り、彼は彫刻史上の大変革に一役かったばかりでなく、最も人気のある建築家としても作品を残した。
目次 |
[編集] 彫刻作品
- プロセルピナの略奪(ローマ、国立ボルゲーゼ美術館)
- ダビデ像(ローマ、国立ボルゲーゼ美術館)
- アポロンとダフネ(ローマ、国立ボルゲーゼ美術館)
- サン・ピエトロ大聖堂祭壇天蓋(バルダッキーノ)(バチカン)
- 聖テレジアの法悦(ローマ、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会堂コルナロ礼拝堂)
- 四大河の噴水(ローマ、ナヴォーナ広場)
[編集] 建築作品
- バルベリーニ宮(1628-38、ローマ)
- モンテチトーリオ宮殿(1650-97、ローマ)
- サン・ピエトロ広場(1656-67)
- サンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂(1658-61、ローマ)
- キジ・オデスカルキ宮(1664-、ローマ)
- ルーヴル宮殿改築案(1664-5、パリ)実施されず
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- The Web Gallery of Art(絵画・彫刻)