ジェームス・マリタート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナンジオ | |
---|---|
プロフィール | |
リングネーム | ナンジオ リトル・グイドー リトル・グイドー・マリタート |
本名 | ジェームス・マリタート |
ニックネーム | FBIの頭脳 |
身長 | 168cm |
体重 | 79kg |
誕生日 | 1972年3月12日(36歳) |
出身地 | ニューヨーク州クイーンズ |
所属 | WWE・ECW |
スポーツ歴 | レスリング |
トレーナー | ビリー・ロビンソン |
デビュー | 1991年 |
ジェームス・マリタート(James Maritato、1972年3月12日 - )は、アメリカのプロレスラーである。イタリア系アメリカ人。リングネームナンジオ(Nunzio)、リトル・グイドー(Little Guido)、リトル・グイドー・マリタート(Little Guido Maritato)として知られる。身長168cm、体重79kg。ニューヨーク州クイーンズ出身。WWEのECW所属。
ヘビー級選手との試合も多く、立場上ジョバーの役割が多いが、そのキャリアの初期が示すように実際はかなりの技術派レスラーである。受けの上手さにも定評があり、とくにレイ・ミステリオの受けの難しい技をことごとく激しいアクションで受ける姿(619を受けた後一回転し、一瞬大きくのけぞって倒れるなど)はファンの間でもネタになっている。WWEに長年定着してることが幹部から評価されている証である。ロイヤルランブルにおいて長時間リングにわざと逃げていたりするなど、小柄な体でずる賢い試合をするのが特徴である。
目次 |
[編集] 経歴
高校時代はアマチュアレスリングを行っていた。
1991年にプロレスデビュー。その後日本のUWFインターナショナルに1995年まで所属。対桜庭和志といった、現在では考えられないような試合も実現している。
アメリカに帰国後は、ECWに所属し、リトル・グイドーのリングネームを用いだす。自身がイタリア系であることからイタリア出身のギミックとともにF.B.I.(フル・ブラッデッド・イタリアンズ)というレスラーチームを率いた。
ECWには団体崩壊まで所属すると共に、最後のECWタッグ王座でもあった。
2001年のECW崩壊後はWWEに所属して2002年にジェイミー・ノーブルの従兄弟という設定でナンジオのリングネームで登場。ちなみにナンジオが登場する前、ノーブルが従兄弟の存在をほのめかした翌週実況で話題にあがると「大変な巨漢で、危険な男」と紹介されていた。スマックダウンにてチャック・パランボ、ジョニー・スタンボリと共にFBIを再結成する。FBIはチャック・パランボのロウ移籍、ジョニー・スタンボリの解雇により2004年に終了。
その後はクルーザー級戦線のシングル・レスラーとして活躍していた。2005年8月にはポール・ロンドンからクルーザー級王座を奪取。その際に勝利をアシストしたヴィトーとタッグ結成(FBIは名乗っていないが、FBIの再結成と位置づけられている)。メキシクールズと抗争を開始した。10月に入りフベントゥにクルーザー級王座を奪われた。11月に入り、イタリアで行われたスマックダウンのハウスショーにてクルーザー級を再奪取。自身のルーツであるイタリアでの戴冠とあって観客も大いに盛り上がった。クルーザー級王座は同月中にフベントゥに再度奪われている。
ECWがWWEの第三ブランドとして復活すると、再びECW所属となってリングネームをECW時代のリトル・グイドーに戻し、FBIを再結成させた。2007年春頃にはナンジオに戻り、ECWで若手相手に奮闘している。
[編集] 必殺技
- キッス・オブ・デス
- アリーヴェデルチ
- シシリアン・スライス
[編集] タイトル履歴
- Chaotic Wrestling
- CWタッグ王座 : 1回(& Luis Ortiz)
- ECW
- ECWタッグ王座 : 2回(&トニー・ママルーク x1、トレーシー・スマザーズ x1)
- USA Pro Wrestling
- USA Pro US王座 : 1回
- USA Pro タッグ王座 : 1回(&Kid Kruel)
- WWE
- WWE・クルーザー級王座 : 2回