キームゼー湖
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キームゼー湖(キームゼーこ、Chiemsee)は、ドイツ、バイエルン州のローゼンハイムとザルツブルクの間にある淡水湖である。しばしばバイエルンの海と言われている。
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[編集] ヘレンキームゼーとフラウエンキームゼー
キームゼー湖には、ヘレンキームゼーとフラウエンキームゼー呼ばれる2つの大きな島がある。2つの島の名前は、ヘレンインゼル(Herreninsel、男島)とフラウエンインゼル(Fraueninsel、女島)から由来している。
[編集] ヘレンキームゼー
1878年にルートヴィヒ2世によって建設されたヘレンキームゼー城が有名である。城は未完成であり、フランスのヴェルサイユ宮殿を模倣している。城の多くの部屋は観光客に公開されている。
[編集] フラウエンキームゼー
フラウエンキームゼーは、ヘレンキームゼーと比べて小さい。そして、782年に建設されたベネディクトの女子修道院と小さい村がある。修道女たちはKlosterlikorと呼ばれる酒を作っている。
[編集] キームガウアー
なお、REGIO(地方通貨)の一種としてキームガウアーがこの湖畔にあるプリーン・アム・キームゼー(Prien am Chiemsee)で2003年に導入されている。